TIMELESSPERSON

2025.08.31

作詞家・小竹正人の夏日記。妻夫木聡、FANTASTICSにBALLISTIK BOYZの面々と夏時間を満喫！

さまざまな経験、体験をしてきた作詞家小竹正人さんのGINGER WEB連載。今回は、毎年恒例の‟夏の思い出”を一気にご披露いただきます！【連載／小竹正人の『泥の舟を漕いできました』スペシャル】

夏の絵日記－2025－

暑すぎて参ってます。
毎年毎年「記録的な猛暑」といわれてるってことは、夏はどんどん暑くなり、ただでさえ苦手な夏が私はますます苦手になっていくってことだ。つらっ。

そんな夏の最中でも、私が過ごした有意義で楽しい時間の絵日記（写真日記）を今年もどうぞ。

妻夫木聡氏と一緒に某ブランドの展示会へ。昔は同じようなデザインが好きで、よく洋服がかぶったり、交換をしていた私たち。ところが、この20数年で妻夫木氏は徐々にシックな服装になり、私は着心地が楽なものばかりを選ぶようになった。今じゃかぶること皆無。彼が主演した超感動大作「宝島」が9/19から公開。またまた圧倒的に素晴らしい代表作がひとつ増えましたな、妻夫木さん。

「ガルバト（ガールズバトルオーディション）」でプロデューサーを務める佐藤晴美。私がE-girlsの教育係をやっていた頃は毎日のように仕事場で会い、E-girls解散後は定期的にプライベートでランチをする仲の晴美。そんな晴美とレコーディングスタジオに一緒にいるのが不思議な感じだった。8月末から放送・配信がスタートした「ガルバト」、めちゃくちゃ面白いので是非観てください。

FANTASTICSの木村慧人（8/16生まれ）と中島颯太（8/18生まれ）とランチ。同い年で、しかも誕生日が2日違いのこの2人、自然と会話がコントのようになり、私はいつも彼らの会話に聞き耳をたてて笑っています。初めて会ったときはまだ10代半ばでものすごく子どもだと思っていたのに、気づけば2人とも26歳。私のまわりの子どもたちに絶大な人気を誇る2人でもあります。

昔から私は刺身などのナマモノがあまり好きではありません。しかし、古くからの友人たちと訪れた隠れ家的韓国料理店で食べた生の馬肉があまりにも美味しくて驚愕。味覚は年齢と共にどんどん変わる。特に30歳を過ぎたあたりから私は、昔大好きだった食べ物がそうでもなくなり、すごく苦手だった食べ物（セロリとか茗荷とか）がいきなり大好きになりました。…歳ですね。

めちゃくちゃ暑い日に堀夏喜（FANTASTICS）と海へ。気を遣わず楽に過ごせる相手なので、「僕、こんな暑い日にデニムをはいてきて失敗しました」「今日もどんまい、なっちゃん」みたいなゆる〜い会話をしながらボーっと過ごす。この日、以前私があげたサンダルを履いてきていて、しかもなっちゃんがはくと妙におしゃれで、相変わらずのちゃっかりファッショニスタっぷりを発揮してくれていた。

夕陽、東京タワー、富士山。この3つを見ると、私は写真を撮らずにはいられません（お恥ずかしい）。見返すわけでもどうするわけでもないのに、私のスマホの中にはこの3つの写真が異様にたくさんあります。しかし、この3つをインスタにあげる人が案外多く、そういう人には勝手に親近感を抱きます。そして…私は夕陽や東京タワーを歌詞に使いがちでもあります（これまたお恥ずかしい）。

FANTASTICSの澤本夏輝と外出。私が新潟、澤夏が長野出身のせいか（隣の県）、非常にウマが合う。すごく頼りがいがあるので、どっちが先輩でどっちが後輩かたまにわからなくなるが、とにかく信頼しています。今年の夏は、海釣りをしたり（まさかの2人とも何も釣れなかったが楽しかった）、何度か食事に行ったり、澤夏率がめちゃくちゃ高かった。来年は絶対に釣りでリベンジを！

そしてこの夏、私と澤夏は２日連続でカキ氷を食べた。1回目の抹茶と練乳のカキ氷が、とにかく美味しかった（2回目は澤夏はフレッシュレモン、私はブドウのカキ氷）。澤夏はびっくりするくらいよく食べます。しかし、ジムやらジョギングやら散歩やら、健康的に身体を動かすことが好きなので、羨ましいくらいスタイルがいい（ついでに超小顔な）澤夏先輩であります。あ、後輩か。

一見誰だかわかりませんが、BALLISTIK BOYZの砂田将宏です。私は自他共に認める「スーパーせっかち」で、とにかく遅刻が大嫌い。この日の待ち合わせに、将宏がまさかの遅刻をしたので、私が不機嫌そうにしたら、とっさに嘘泣きをしながら謝ってきた瞬間の写真であります。あざとい子犬か？　ちなみにこの人はかなりの愛されキャラ。みんな彼のことが大好きです。

小竹正人（おだけまさと）
作詞家。新潟県出身。EXILE、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、E-girls、中島美嘉、小泉今日子など、多数のメジャーアーティストに詞を提供している。著書に『空に住む』『三角のオーロラ』（ともに講談社）、『あの日、あの曲、あの人は』（幻冬舎）、『ラウンドトリップ　往復書簡（共著・片寄涼太）』（新潮社）がある。

TEXT=小竹正人

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