3月31日に自らの手でSexy Zoneを閉じた菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さん。その余韻冷めやらぬ4月1日にリアルタイムで“ある”発表をし、ファンに熱い言葉を届けた。
新グループ名は「timelesz(タイムレス)」!
菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんの3人が4月1日20時からライヴ配信をスタート。その理由はこれからの活動を楽しみにしているファンにお知らせ&発表を届けるため。同日昼ごろに公式YouTubeに「new project」と題された動画が突如アップされ、SNSでは大きなリアクションを得ていたため、この配信も開始数分で視聴者が約50万人にものぼった。
はじめに3人は、「原点に返った感じだよ。5人で卒業できてよかった」(佐藤さん)、「余韻がすごくて昨日は本当に寝れなかった。夢のなかにいる感じで、今もちょっとふわふわしてる」(松島さん)、「誰かにとっては取り留めのないひとときかもしれないけど、僕らにとってはかけがえのないひとときだったね」(菊池さん)と昨夜のことを振り返り、いざ発表へ。
昨年のドームライヴの前にはすでに決定していたというグループ名は、3人で夜中に連絡を取り合っていたようで。「いい時間だったよね」を振り返り、芸術肌な松島さんがグループ名を手書きすることに。ファンの方の予想にも目を通していたという3人は「当てられる人はいないと思う!」と考察。「We are 〇〇!」の掛け声で発表しようと確認し合い、声を揃えて、新グループ名「timelesz(タイムレス)」と発表!
これに関して菊池さんは「Sexy Zone時代に、マリウスが卒業するタイミングで5人で『timeless』という曲を作りまして、今回のグループ名を考えるときにみんなで考えた名前がいいな、僕ら3人のグループ名にみんなの想いはのせたいなと思いまして。Sexy Zoneの歴史だったり皆さんに見せてもらった夢は残していきたいという想いで、本来だったら末尾は『ss』のところを、『sz』としました」と経緯を語った。
まだまだお知らせがあるということで駆け足で次の発表へ。今年6月の北海道公演を皮切りに、7都市全25公演のアリーナツアーと「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」の出演決定が伝えられた。「挨拶回りのような気持ちで、ファンの方に一番近いところで『よろしくお願いします』という想いを伝えられれば」と話した。またWE ARE! には映像出演に加えて、出演舞台で参加できない佐藤さんの想いとともに菊池さん、松島さんのステージ出演が決定したという。
最後に緊張の面持ちで発表されたのは、新メンバー加入オーディションの開催。応募の詳細やスケジュールは5月以降ホームページで公開される予定で、同事務所のジュニアにも応募資格があるとのこと。また、「どういった想いでこの決断に至ったのか、応募してくれる人たちがどういう気持ちで来てくれたのかというのをドキュメンタリー形式で見せたい」と語り、オーディション番組を実施することも報じられた。これに関して3人からは熱のこもった言葉が発せられた。
グループの形が変わるこの機会に、今までSexy Zoneを応援してくださった方とこれまで以上の景色を一緒に見たいと強く思い決断しました。僕たちは現状維持じゃなくて、この先を見据えています。さらなる飛躍のためには大改革が必要だと思っています。新しい夢に向かって、ここから走り出したいです。
すぐには受け入れられないのはもちろん分かっています。僕らはSexy Zoneのこれまでを背負ったうえで、timeleszの未来をより良いものにしたいという思いがあります。だから、僕たちの誠意というものを姿勢でお見せします。寂しい気持ちも複雑な思いもあるかと思いますが、いつかその先で笑っていただけるような活動にしていきたいと思いますので、どうか見届けていただければ。
3人ですごく話し合ったしすごく考えました。はじめこそ、風磨くんから『こういうのはどうかな?』ってアイデアをもらったときはびっくりはしましたが(笑)、『上を目指したい』という思いのもと、選択肢のうちのひとつを3人で決めたことです。僕たちが覚悟を持って取り組もうと決めました。
今日だけですべてを伝えられるわけでないから、少しずつ想いを伝えていきます。まずはtimeleszとして、3人が核となってスタートを切れることが嬉しいです。
新メンバー募集っていうのが、マリちゃんの代わり、ケンティーの代わりってことではないです。我々の今までの活動にリスペクトを持ってくださる方、timeleszの一員として前向きに全力でサポートして一緒にモノづくりをしてくれる仲間をぜひ募集したい。僕たちが作り上げてきたエンタメを一緒に盛り上げてくれる方をお待ちしております。
今まで僕たちが発信してきた『同じ歩幅で歩んでいきましょう』というメッセージに嘘はありません。ただ今回は、状況の変化とともにファンの方にどうしたら楽しんでいただけるかを考えたうえでの決断なので、置いていかれていると感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、時間をかけて少しずつ理解してもらえたら嬉しいです。この先、応援してて良かったと思ってもらえるグループになりたいです。
また、ファンネームもこの場で発表。「timeleszを時計だとすると、僕たちは短針、僕たちを動かしてくれるスタッフが長針、そして、僕らとスタッフが動くためには秒を刻まなきゃいけない――そんな存在が皆さん」だと定義し、「secondz」と名付けた。
最後に3人は、「いろんな反応があるけど、真摯に向き合ってしかと受け止める」「これからどれだけスキルアップしたのか、相当なものを見せる覚悟」「感謝を言葉だけじゃなく行動でも伝えていきたい。最終的には皆さんを応援するグループになりたい」と胸中を明かした。3人が刻む新たな時間――どんなふうに針を進めていくのか、3人の思い描く未来にはどんな景色が待っているのか、これからもずっと目が離せません!