“推し”は私たちのモチベーション。推したい誰かがいるだけで日常は一変する。今回は、音楽活動にとどまらず、ドラマや映画、モデルなど個々に活躍の場を広げている5人グループ「M!LK」にインタビュー。2023年はこの5人に注目!
アリーナが見えてきた1年。成果は着実に出ている
取材中やカメラの前に立っていない場面でも、誰かが冗談を言い、それにすかさずツッコミが入る。常に笑いの絶えない彼らの現場からは、仲の良さや信頼し合っている関係性がうかがえる。
「もともとこうだったわけじゃないんです。何でも言い合える環境を(先輩の)3人が作ってくれた感じですかね」(山中柔太朗さん)
「特に2022年は、結成してから一番喋ったんじゃないかな。アリーナ公演の目標に向けて会議も重ねて。着実に結果を出せた一年でした」(佐野勇斗さん)
SNSはすべて自己プロデュース。企画から編集までをメンバー自身がこなす。TikTokのフォロワー数は20万人を超え、シングルはオリコンウィークリー1位を獲得。紆余曲折を経て軌道に乗り出した現在にいたるまで、一番変化したのは誰か尋ねると……
「吉田さん、昔はもっと尖っていたとか?」(山中さん)
「確かにそうかもね。仲間だけどライバルだという意識が強くて。ただ、メンバーの入れ替わりもあって、グループは守っていかなきゃいけない存在だと気付いたんです」(吉田仁人さん)
多忙な合間を縫い、5人全員で納得いくまで話し合う。絆の深まりに比例するように、彼らの勢いは加速し続けている。
M!LKの5人に3つのQ&A!
Q. 最近、メンバー間で絆を感じた瞬間は?
曽野舜太さん ちょうど昨日、TikTokをどう運用していくか話し合ったとき。みんなで意見を出し合って、頑張っていこうっていう意志が見えました。その気持ちがないと、意見のぶつけ合いにもならないと思うので。
吉田さん 毎週話す時間を作ると、メンバーの温度感も知れて、自分もここ足りないかなって思えるのはいいですね。
曽野さん ケツ叩き合えるみたいなね。
Q. 最近、ハマっていることは?
塩﨑太智さん 「マニフェスト」っていうNetflixのドラマ。めっちゃ面白いんですけど長いんで、1.5倍速で観ています。
山中さん 仕事以外はゲームですね。朝までゲームして、朝からそのままサッカー観たりすることもあります。
Q. 自分にとってズバリM!LKとは?
塩﨑さん M!LKは俺の骨! 染み付いちゃってて、体に。もともとはON/OFF切り替えるタイプだったのに、もう常に考えるようになりましたね。結局M!LKのためになることは自分のためになることなんで。
佐野さん 2つ目の苗字ですね。受け売りなんですが。
M!LK(みるく)
2014年11月結成。佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ダンスボーカルグループ。2015年「コーヒーが飲めません」でCDデビュー。2021年11月には、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューシングル「Ribbon」をリリース。2022年8月発売シングル「奇跡が空に恋を響かせた」では、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。同年11月に発表した大人のウィンターラブソング「STARS」も好評発売中。