“推し”は私たちのモチベーション。エンタテインメントの世界に、推したい誰かがいるだけで日常は一変する。今回は、名だたる作品に出演し、躍進を続ける俳優・濱正悟さんが登場!
濱正悟「役者として次なるフェーズへ」
ここ数年、話題作への出演が続き2022年にはNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演。役者として大きなステップとなる“朝ドラ”を経験した濱さん。
「時間的なことや物理的な大変さも含めて、それすら楽しめた現場でした。すでに出来上がったチームのなかへレギュラーで入る経験は初めてでしたが、共演者も皆コミュニケーション能力の高い方ばかりで。自分は不器用なタイプなんですが、自然と溶け込めた感覚がありましたね」
役者デビュー8年目。飛び級せず、一歩ずつ着実に努力と経験を培ってきた彼が国民的ドラマへの出演にいたるまで、転機となった作品は?
「最近だと『恋せぬふたり』。演者だけでなく衣装部や技術さんたち含めてこだわりの詰まった現場で。いい意味で遠慮しないことや自主性の大事さを学びました」
性的マイノリティを扱う挑戦的なテーマだったことも一因だったと振り返る。
「作品の責任が自分にものしかかる。プレッシャーと同時に、そのフェーズに来たうれしさもありますね」
挑戦すら楽しそうに語る彼の躍進はまだまだ続く。
濱正悟に3つの質問!
プライベートでは古着屋やカレー屋巡りに登山など、実に多趣味。そんな濱正悟さんに3つの質問。
Q. 2022年を振り返ってどんな1年だった?
A. ひと言で表すと過渡期。これまで出会った方たちとのご縁が結ばれ始めたり、実になってきた年で、今後重要なことが起こるための準備期間というか。先日たまたま見た「ぐでたま占い」にも、28歳はすべてがターニングポイントって書いてありました。
Q. 最近、好きな古着やカレーはどんな種類?
A. 古着はデッドストックとかキレイめでモード感のある服が好きですね。アメリカ古着のさらっとしたポリ生地を買ったりもします。カレーはスパイスにハマっていて、大久保のイスラム横丁にあるお店で大量に買いだめして、自分で作ったりもしていますよ。
Q. 2023年の目標は?
A. 駆け出しのころにお世話になった監督とも、今でもご飯に行ったり、いろいろなことを教えていただくんですが、成長した今の自分でもう一度、一緒に作品を作りたい。近い未来の夢ですね。
濱正悟(はましょうご)
1994年8月22日生まれ、東京都出身。2022年は、よるドラ「恋せぬふたり」でのカズくん役で注目を集め、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や、民放連ドラ初主演の「何かおかしい」、朝ドラ「舞いあがれ!」航空学校編などの話題作に出演。1/8スタートのドラマ「親友は悪女」(BSテレ東)にも出演する。