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TIMELESSPERSON

2022.12.20

どこかホッとする――減りゆく「年賀状」について神崎恵が思うこと

毎年、切羽詰まって息を切らしながら年賀状を書いていたという、美容家の神崎恵さん。最近は心境の変化があったようで…。【連載「Megumi’s Mirror」】

神崎恵-mirror

vol.13 師走の「年賀状」問題

皆さん、年賀状は出す派ですか?  私はふだん、お礼やご挨拶など、お気に入りのカードや季節の絵葉書にメッセージを書いて送っていますが、年賀状は別。かつては、それこそ何百枚と年賀状を送っていました。毎年、干支を絡めた図案を印刷し、そこにひとりひとり、その方のことを慮りながらひと言メッセージを書き込み、宛名や住所もすべて手書きで書いていました。

年を追うごとに枚数が増えても、ちょっと腱鞘炎になりかけながら、あくまで手書きにこだわって年賀状を送り続けていました。

ところが、ラインが登場し、私自身も携帯電話でラインを使い始めた年のお正月、年があけると同時に、「Happy New Year!」と 、かわいいスタンプがポンポンと送られてきました。人気のキャラクターからシュールな絵柄まで、実にさまざま! その種類の豊富さはもちろん、選ぶスタンプによってその人のキャラクターがわかるなぁ、なんて楽しみながら、携帯の画面上で新年のご挨拶をかわすと同時に、「これでいいのかもしれない」と、なんだか心が軽くなったのを覚えています。

そう、本来であれば、1年間お世話になった感謝の気持ちなど、近況報告を兼ねてお送りするのが年賀状です。しかも、心を込める=手書き!と、ヘンにこだわっていた私は、忙しくなるにつれ、心のどこかで年賀状を書くこと自体が億劫になりつつあったのです。

年末年始はどうしたってバタバタしがちで、にもかかわらず、1月1日にちゃんと届くためには12月24日くらいまでにポストに投函しなくてはならず、夏休みの宿題を31日に泣きながらやる子供のように、毎年、切羽詰まって息を切らしながら書き続け、なんとかギリギリ投函していたのでした。

義務感のかたまりのようになってしまっていた年賀状の“やめどき”を見つけた私は、翌年からスパッと年賀状を出すのをやめました。

すると、どうでしょう。年末、ものすごーく憂鬱だった年賀状作成(手書きを含む)というタスクがひとつ減っただけで、一気に心と時間に余裕ができたのでした。今はさらに進化して、ラインはもちろん、インスタグラムやフェイスブック、ツイッターなど、新年の挨拶を気軽に交わすツールが増えました。

息子世代は、インスタグラムのストーリーズで、親しい友人限定で新年のメッセージを公開することが多いとか。時間で消えてしまうストーリーズを使って新年の挨拶をするのがいかにも若者世代だなぁ 、と思う一方で、私たち40代は、一年を振り返り、新年の抱負を語る系(感謝と決意表明、やや長文)の投稿は、フェイスブックが多いような気がします。それもなぜか、澄み渡る空の写真とともに(笑)。これも世代でしょうか。

もちろん、年賀状をいただくのはとてもうれしいです。家族写真が印刷されていたりすると、「え、あんな小さかった子がもう大学生!?」「おぉ、結婚したんだね!」「家族が増えたんだ。やっぱり顔、似てるなぁ♡」なんてほっこりするし、添えられた手書きのメッセージを読むと「あぁ、この字、懐かしい」と温かい気持ちになります。

だんだんと減っていく年賀状を見るにつけ、寂しさもちょっとあったりするけれど、SNSで繋がれるこの時代の軽やかさに、どこかホッとする自分もいます。

今年もあとわずか。さぁ、年末まで一気に駆け抜けますか!

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