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TIMELESSPERSON

2022.04.20

なくなってはいけない“美しい光景”について【Megumi’s Mirror】

美容家・神崎恵さんの心の機微を綴る連載「Megumi’s Mirror」。今回のテーマは「紙の本」。

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vol.5 本を読む姿は美しい

私は昔からひとりで、カフェでお茶をしたり、レストランで食事をしたりするのが大好き(ひとりラーメンやひとり焼き肉もへっちゃらです)。先日も“ひとりフレンチ”をしっかり堪能してきました。

さて、この“おひとりさま”タイムでちょっと困るのが、飲み物や料理が運ばれてくるまでの待ち時間。

ひとりだと、どうしても手持ちぶさたになってしまうこの時間、私は読書のほか、手帳やノートを広げてTo Do Listをチェックしたり、アイデアを書き込んだり、制作途中の原稿の束を読んだりして過ごします。

こだわり、というほどではないですが、料理を待つわずかな時間くらいは、携帯電話をなるべく見ない、触らないように心がけています。

もちろん、気分を変えて原稿執筆に集中したいときは、カフェでパソコンを広げることもあります。でも、できるだけ、そういう待ち時間に手にしたり、机に置いたりするものは“紙のもの”、特に本と決めています。

そういえば、長いお付き合いの編集者の方に、「神崎さんはいつも、打ち合わせのカフェで紙の本を読んでいますよね」と言われましたっけ。

息子たちはもちろんですが、若い世代の方々は、教科書や勉強に必要なもの以外、雑誌や書籍、いわゆる紙の本を買わないと聞きます。

読むとしても、雑誌は、美容室でスマホやiPadなどを使って。よっぽどのことがない限り、キンドルやスマホで。

デジタルネイティブの彼らにとっては、紙の本を手にするほうが特別で、基本的に本や雑誌はスマホで“読む”もの。情報はインターネットのウェブサイトにまとまっているし、知りたいことはインスタグラムのハッシュタグで検索。そのほうがピンポイントで欲しい情報にアクセスできて効率がいいし、かさばらない。

わかります。だって、圧倒的に便利ですもん。

でも、でも、紙の雑誌や本で育ってきた世代の私としては、ちょっと(いや、かなり)寂しい。

紙の本ならではの、ずっしりとした重さや、紙やインクの匂い、めくったときの質感、音がたまらなく好きです。

特に雑誌は、限られたサイズやページ数のなかで、読者に伝えたい情報を、美しい写真とこだわりの文章で魅せるもの。そのため、めくるリズムや目の動きに合わせて流れをつくり、写真の大小を決め、文字の配置を細部まで調整し、レイアウトされているんです。

だからこそ、美しいページはスクラップして保存しておきたいし、何度も読み返したい本は引っ越しても必ず本棚にある。たくさんのドッグイヤーや、お風呂でシワッとなったページ、コーヒーのシミなんかも含めて、愛おしい。

さらに、雑誌も書籍も、一度印刷されてしまったら、間違えは決して許されないと、一言一句に魂をこめて、編集者と著者が何度も校正し、やっと世の中に出ます。

たくさんの本を世に送り出させてもらい、雑誌では多くの特集や連載を組んでもらっている私からすれば、紙の雑誌や本は、つくり手のそんな情熱と魂と夢が詰まった、素晴らしい宝物。それが年々、姿を消しつつあるのは本当に寂しいもの。

何より、本を読む姿って、美しいと思いませんか? 電車、公園、カフェ。ひとりで、すっと背筋をのばしてページをめくる人の姿を見ると、美しい…と思わず見惚れてしまいます。その姿は、これからもなくなってはいけない“美しい光景”だと思うのです。

神崎恵の【Megumi’s Mirror】をもっと読む。

TEXT=田中美保

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