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TIMELESSPERSON

2022.03.13

ついやってしまいがちな“あの質問”。もしかしたら余計かも!?【紺野ぶるまの女観察】

女芸人 紺野ぶるまさんによる女観察エッセイ「奥歯に女が詰まってる」。GINGER世代のぶるまさんが、独自の視点で世の女たちの生き様を観察します。

第43回 聞いちゃう女

秘密

なにかいつもと違う雰囲気を察したとしても、その人に「妊娠してる?」なんて聞いてはいけない、ということを知ったのは、正直自分が聞かれる立場になった最近のことだ。今ではとても反省している。これは、友人、先輩、後輩、親戚、どの距離感にも共通することだと思う。絶対タブーの話題とまではいかないが、聞かないのが吉である。

新しい生命の誕生。これまでの私は、そのハッピーを共有したいだろうなんて、むしろ良かれと思ってその膨らみに「もしかして…?」と笑顔で問いていた。ああ、あの頃の自分に「相手が報告してきてもないのに、わざわざ妊娠してる?って聞くやつって頭悪いんすよね〜」と2ちゃんねる開設者ばりに言ってやりたくてしょうがない。

報告がないということは、言えない理由がきちんとあるということを私は知らなかった。そして、それは確実に繊細な理由なのだ。安定期に入っていないとか、体に少し不安があるとか、表に出る職業なら、仕事の都合とか。そもそも報告したいような間柄か決めるのは本人なので、報告がない時点で知られたくないという意思の表れなのである。

命とは奇跡、だからこそ、生まれてくるまでそれが無事かは誰にもわからない。なにかあった時のことを考えると、たくさんの人に知られるのは、なかなかの恐怖であった。それは周りへの気遣いでもある。また、安心して報告が出来るようになる時が来るまで大事に育て、その時を楽しみにしていた節もあった。

なのに少しの様子の変化で「もしかして妊娠してる?」と聞いてくる友人には、なかなか心中ピリつくものがあった。

インスタストーリーでお酒ではなくソフトドリンクを持ってるだけで、「もしかして妊娠した?」
「なんかめっちゃ眠くて…」と言っただけで「妊娠した?」
「『はじめてのおつかい』で号泣した」と言っただけで「妊娠した?」

「してません」と言っているのに、「本当はどうなの?」と突っ込んでくる人もいた。

耐えきれず「実はそうなんです」と言った時は、「おめでとう」と言ってくれたが、正直なにかを無理矢理奪われたかのような気分になり、不信に思ったのは否めない。仮に本当にしてなかったらどうするんだろう、という疑問もあった。

またいざ報告した時に、「私はとっくに気付いていたけどね」とエスパー感を出す女もいた。もうそこは、「わー! びっくり!」でよくないか? じゃあなにかね? あんたは姪っ子がそっと近づいてきて「おばちゃん、お誕生日おめでとう!」なんてサプライズしてるのに、「カバンからプレゼント見えてたよ」と言うのかね?

それで姪っ子は「さすが、おばちゃんは勘がいいなあ!」とはならない。きっと気持ち的には、「もっと喜んでくれると思ったのに」だ。

自分の報告を手放しで喜んでほしいなんて、私もなかなか傲慢なやつだと思う。昨日までドヤ顔でエスパーしていたくせに、その時その立場その気分によって、自分のタブーは恥ずかしくなるほどコロコロ変わる。

フリーでいるときは、「なんで彼氏できないの?」
彼氏が出来たら、「結婚しないの?」
結婚したら、「子供つくらないの?」

きっと私のタブーは、もうすぐ「二人目はいつなの?」になる。

その度に共感しあえる同じコミュニティの人とだけ話すようになり、気付くと常によその村の悪口を言ってどんどん疎遠になる。それもなかなか辛いものがある。

最近のトピックスはもっぱら、「私の時なんてね、家事もやらなきゃで眠れなくて大変だったの。だから今のうちにたくさん寝ておきなさい、生まれる前に寝だめ寝だめ!」

なんて、聞いてもないのにセミナーのごとく語り出す、勝手に先輩ママしてくる人たちについてだ。言葉を押し殺して「わあ、参考になります」とか言って愚痴を持ち帰るよりも、その場で「そんな器用なことできるか!」と突っ込むほうがまだ友好的なのかもしれない。

最後に
“大事なものを守る”とかけまして
“作家”と解きます。
その心はどちらも“隠し事(書く仕事)をしないといけないときがある”でしょう

今日も女たちに幸せが訪れますように。

紺野ぶるまの【奥歯に女が詰まってる】をもっと読む。

TEXT=紺野ぶるま

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