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TIMELESSPERSON

2021.08.31

前田敦子30歳の新しい挑戦――「その時が来た」

2021年1月に事務所から独立し、フリーで活動を始めた前田敦子さん。30歳という節目に意図せずごく自然に訪れた、独立という転機。「前田敦子っていう人生は、面白いなって(笑)」――日々、前に進むことで生まれるポジティブな人生観とは。

前田敦子

キャミソール¥107,800、肩に掛けたカーディガン¥132,000、スカート¥64,900/すべてヌメロ ヴェントゥーノ(イザ) ネックレス¥35,200、リング¥52,800、2連リング¥46,200/すべてマリハ(ショールーム セッション) ブーツ/スタイリスト私物

29歳で自然に湧き上がった「その時が来たな」という感覚

「30歳になるんだなあと考えているうちに、『何かしなきゃ』と思ってしまいました。デビューしてからお世話になってきた事務所を辞めて、自分で歩いてみようと決心しました。(中略)私にとって、2回目の卒業みたいな感じです。(中略)人生一度きり、真面目に楽しくいきたいです。未来って楽しそう」

2020年12月、前田敦子さんはこのようにInstagramでまっすぐな想いを綴り、AKB48在籍時から所属した事務所からの独立を発表した。奇しくもそれは、風の時代の訪れと同じタイミング。“自由”や“多様性”が重視される200年に一度の転換期で、うらやましいほどポジティブに、しなやかに、自身の立ち位置を変えた。

「環境の変化ってたまには必要なことかなと、なんとなくいつも思っていて。独立の計画をずっと練っていた…というわけではなく、『その時が来たな』という感覚でしかなかったですね。真剣にみんなと話し合い、気が付いたらみんなが同じ方向を向いてくれていたので、『あっ、これはもう今飛び出さないと後悔するな』と思って」

AKB48の卒業も、自然に「辞めるなら、今かもしれない」という直感が湧き上がったそう。

「当時『今この時が、きっと私のピークなんだ』となんとなく思ったんですよね。入れ替わりがあるのが当たり前のグループだったので、卒業したら新しいAKB48に変わっていくと想像がつきましたし。私がずっとセンターというポジションに居続けてしまうと、ほかの人たちのチャンスを邪魔することにも。いつまでも自分が前で踊りたいとも思っていなかったので、後輩たちに譲れるものは譲ろうという感覚でした」
前田敦子

心の声に従い、頑張って前に進むと、悩んでいたことも自然に手放せる

前田さんは今年の7月、30歳の誕生日を迎えた。14歳でデビューし、10代で日本を代表するトップアイドルとして活躍し、21歳でAKB48を卒業。27歳で母となり、30歳という節目の年に独立を。10、20、30代…それぞれの年代で、日々積み重ねてきた経験や努力、選択肢は異なる。

「10代、20代は、とにかくひたすら夢を追いかけて、夢を語って形にしていくことが、私の人生の中心だったのかなと思います。20代の終わりに子供を産んで、今30歳になりましたが、私自身はあまり変わっていない気がします。もちろん環境は大きく変化しましたけれど、がむしゃらさも残っていますし、まだまだすべてのことに全力で走りたい(笑)。やりたいことをやれるようになってから、その気持ちは止まらなくなりましたね。でももちろん母となって、基軸は私ではなく子供へと変わってきています。息子といると冷静になれる自分がいて、客観的に自分を見つめて、『この子のために、こうしよう』と考えるように。子供を通して、これからも私は変わっていくのかなと思っています」

ご本人と家族が幸せになるために、今実践している“ちょっといいコト”を聞いてみた。

「子育てに関して私一人で無理をしない、誰か一人に子育ての比重を多くかけないことを心掛けています。今は私の両親、元旦那さんも息子の面倒を見てくれているので、みんなが同じように彼のことを愛しているなって感じています。だから私が子供を独り占めするというよりは、息子がみんなと幸せな時間を共有したほうが、家族全員がハッピーになれ、日常に温かな幸せをもたらすことができるなって」

子育てや仕事の話をするとき、彼女は決まって愛らしく、幸せそうな笑顔を見せてくれた。

「前田敦子っていう人生は、面白いなって思えるんですよね(笑)。周りの人から見たらきっと、奇想天外に見えているのかなって思うのですけれども。私自身はものすごく楽しんでいる感覚です。私の人生と仕事は、切っても切り離すことができないもの。仕事を頑張って、子供との時間を最高に楽しむというのが、私が今大切にしていることです。もちろん、人間だから自信をなくしたり、悩んだりするときもありますが、心の声に素直に従い、頑張って前に進んでいけば、悩んでいたことを自然と手放すことができる。塞ぎ込んで、悩んで、もう何もできなくなってしまうというのは、20代前半までで終わり。誰にでも当たり前の日常があって、前に進んでいくことで、気が付いたら次に大きく何かが変化していくことになると思うから。悩んだときは、やったことのない大きな仕事に挑戦してみるなど、自分のプラスになることでネガティブな気持ちを発散するようにしています」
前田敦子
デビュー当時の自分ともしすれ違ったら、30歳の前田さんはなんと声をかけるのだろうか。

「『10年後、何をしているかな?』といつも不安だったので、10年どころじゃなく、30歳になっても好きな仕事をできてるよって伝えてあげたいです。芸能界は甘くない世界だって、けっこう身に染みる想いをしていた14歳だったので(笑)。あとは『20代のうちに子供を産めているよ!』とも教えてあげたい。その子は可愛くてしょうがないからねって」

前田敦子(まえだあつこ)
1991年7月10日生まれ、千葉県出身。AKB48の1期生、“不動のセンター”として活躍。卒業後は舞台や映画を中心に、女優としてキャリアを重ねる。30歳という節目に、仕事、子育て、恋愛観など等身大の思いを綴ったフォトエッセイを10月13日に発売予定。

PHOTO=SASU TEI(W)

STYLING=三浦真紀子

HAIR & MAKE-UP=HARUKA TAZAKI

TEXT=山崎尚子

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