創刊12周年を記念する2021年5月号の巻頭特集テーマは「This is ME!」。本誌レギュラー出演者の皆さんに、それぞれが考える「これが私」を寄せていただきました。
香里奈 唯一無二であり続ける
「モデルという職業柄、いろいろなトレンドに触れるけれど、自分自身の好きなベースラインは変わらない。それはファッションでも、人とのつながりにおいても。私の人生は、私だけのもの。だからこそ、個性をつぶしてはいけないし、唯一無二の存在でいようとすることで、“自分”でいられるのだと思う」
山田優 何事も“楽しく”変換する
「マネジャーさんに、『長所も短所もポジティブだよね』って言われるほど、昔から前向きで楽観的。役者のお仕事は、悩んで悩んで役を作っていかないと良い役作りができないのかな…なんて勝手に悩んだこともあったけど、『楽しく役作りをしたり、生きていくほうが私には向いてる』って結論に至ったんです(笑)。一度きりの人生だから、常に笑顔で楽しくいたい。それがThis is 山田優! 人生のポリシーです」
桐谷美玲 いつだってフラットな自分
「自分を見つめ直して思うのは“私はとっても普通な人”だってこと。強い個性を放つよりも、フラットで何でも柔軟に対応できる人でいたいんです。求められる仕事だからこそできないことがないように、常に柔軟でありたい。あと、『いつも冷静だよね?』とよく言われます。確かに、テンションも上がり下がりがあまりないかも(笑)。でもこれが私にとって自然体。無理はしたくないから」
川口春奈 大切な人に、ありったけの愛を
「自分の性格を表現するなら、あまのじゃくで不器用。根っこの部分は人が好きなのに、グイグイ来られるのが苦手(笑)。極度の人見知りは、この先も変わらないかもしれません。でも仲よしの友達からは、『春奈はありったけの愛を注ぐよね』って言われるように、信頼できる人や大切に想える人は、全力で守りたいと思う。どうやら私には情に厚いところがあるようなのでそんな自分は、これからも大事にしたいです」
松井愛莉 自分の“好き”に一直線
「私、争いごとが大嫌いなんです。なのに周りからは『負けず嫌いだね』と言われることが多くて(笑)。何でなんだろう?と考えたときに、やると決めたことは絶対に最後までやり抜く頑固さだったり、自分に負けたくないという思いが表れているのかなと思いました。他人の評価よりも、自分が“好き”と思えるかどうか。この感覚は持ち続けていきたいです」
谷川りさこ 笑顔のパワーを信じている
「いつからか“ポジティブでいよう!”と強く思い、自然とよく笑うようになりました。モデルの仕事を始めたころは上京して不安も多く、うまくいかない日々の連続だった。でもどんなにつらくても暗い顔をしていたらマイナスな自分に引っ張られてしまう。そんな自分に負けないよう笑っていたんです。笑顔が幸せを呼び込んでくれる、そう信じてこれからも歩み続けます」
田中みな実 想定外を楽しむ
「周りが自分を想って作り出してくれる“田中みな実像”を信頼し、心から楽しめるようになっている。『私はこう』と譲らない頑なさを取り払ってみると、驚くほど景色が広がって、新たな発見に胸が高鳴った。安心する場所にとどまっていては、成長が見込めない。しっかり通った芯が一本あれば、委ねること、想定外を楽しめる。時には後悔もあるけど、それも経験! ケセラセラ! 常に新たな自分を追い求め、前進していきたい」
岡田健史 どんなときも歩みを止めない
「特別に意識しているわけではないけれど、僕は自分のやりたいことが明確で、正しいと思ったことを信じて動いている。自分自身で選択して、前向きに進んでいるからこそ、アクティブな人間に見えるのかもしれない。今は役者の仕事がやりたいことで、やるべきこと。でもそれが違う世界だったとしても、僕はやるべき何かを見つけられると信じている」
人に合わせるのではなく、誰かと比較してではなく、自分がどうあるべきかを考えることは、とても自由で尊いもの。自分の心に従うだけで、人生はぐっと生きやすくなるはずです。「これが私です!」と自信を持って言えるように、まずはありのままの自分を楽しんでみませんか?