マスク生活が日常になっている今、美容クリニックを訪れる女性が増えているという話を耳にします。「施術痕がマスクで隠せる」という理由はもちろん、最近は「悩みを解消することで少しでも元気になりたい」という人も多くいるそう。今回、美容整形したことを公表して話題となった有村藍里さんをスペシャルインタビュー。施術に至るまでと現在の心境を語ってもらいました。
整形して手に入れたのは、“前向きな気持ち”でした
もともと見た目にコンプレックスがあり、自分の顔に違和感がありました。あるとき、ネット上で「口元が残念」というコメントを目にしたんです。そのときに、自分は口元が残念なんだということに気がつき、歯並びや笑うと歯茎が露出するガミースマイルが気になるようになりました。以来、自分の顔が変じゃないかと、常に鏡を見ていないと不安な状態に陥ってしまい、“美容整形”という選択肢を考えるようになりました。
一歩踏み出したのは、鏡を常に気にしている自分が嫌になってしまったから。人と目を見て話すのも怖くなり、普通に人と接したいのに、普通に笑いたいのに、できない自分も、それをすべて顔のせいにしている自分も。とはいえ、かなり悩みました。もちろんリスクがあることもわかっていました。過去の自分を否定したいわけではなく、今よりも気持ちが少しでも明るくなれるならやってみようと考えたんです。家族には手術を決めたあとに報告しました。賛成ではなかったと思いますが、「あなたが決めたことならいいんじゃない」と応援してくれたのがうれしかったですね。
進もう、とする気持ちさえあれば、“なりたい自分”に変われるはず
今は、本当に整形しなかった人生は考えられないぐらい、やって良かったという気持ちです。私にとって美容整形は、あくまで自分を変えるきっかけ。美容整形をおすすめしたいわけではなく、自分の心が明るくなれること、前向きになれることを一つでも探して、進むこと。進むのが難しくても、進もうとする気持ちさえあれば人は変われると思うんです。人それぞれ、いろんなきっかけや理由はあると思います。メイクだったりファッションだったり。何か一つでもいいから前に進みたい気持ちがあるだけで大丈夫。きっと変われるって、そう信じています。
美容整形して変わった3つのこと!
1. 思いっきり笑えるようになりました
一番大きく変わったのは、人と話すときや笑うときにストッパーをかけなくなったこと。今までは、口元を手で隠したりしていたけれど、もう別に隠さなくてもいい、思いきり笑ったっていいんだ!という気持ちになり、笑顔が増えました。
2. 口紅を塗るのも、買うのも楽しい♪
なんとなくコンプレックスだった口元が強調されるようで、今までずっと口紅を塗るのが好きじゃなかったんです。特に、赤の口紅を塗る勇気が持てなかったのですが、整形施術をしてからは、口紅を買うようになりました。いろんな色を迷いなくつけられるのが楽しい!
3. 写真を撮られるのが怖くなくなった!
グラビアアイドルをしておきながらなんですが、写真を撮られることに、ちょっと苦手意識があったんです。プライベートで友達と一緒に写真を撮っても、自分の顔をチェックさせてもらったり・・・。今はそれがなくなりました。前よりは自信を持って写真に写れるようになったかな。
有村藍里(ありむらあいり)
1990年8月18日生まれ、兵庫県出身。グラビアアイドル、女優。2019年3月、美容整形を受けたことを公表。その逆境を乗り越える前向きな姿勢に、同じような悩みを抱える女性をはじめ、多くの女性から支持を得ている。