殺人・自殺・火災による死亡事故などがあった“いわくつき”の部屋「事故物件」に住み続けている芸人・松原タニシさんの実体験を記したノンフィクションを映画化した、亀梨和也さん主演の『事故物件 恐い間取り』が8月28日から絶賛公開中!
売れない芸人山野ヤマメ(亀梨和也)のファンで、メイクアシスタントの小坂梓を演じた奈緒さんにインタビュー。作品の魅力についてたっぷり伺いました!
「30代は楽しい」と胸を張って言えるようになっていたい
「事故物件住みます芸人」として活動する、松原タニシさんの実体験をもとにした著書の映画化『事故物件 恐い間取り』。奈緒さんは、売れない芸人山野ヤマメ(亀梨和也)のファンで、メイクアシスタントの小坂梓を演じた。
実は、撮影期間中に一度だけ霊体験をしたそう。
「撮影中、自宅で1回だけ『霊が見えたかも?』という瞬間があったんです。もともとホラー好きだったんですが、梓を演じて霊に対して恐怖とは違う感情も生まれました。守ってくれるいい霊もいるんじゃないかって。動物のなかで恐怖の感情を楽しめるのは人間だけ。『ホラーは怖い』と思う方も、この作品を前向きに観ていただければ」
ヤマメと一緒にいることで危険に遭遇する梓を、危機迫る表情で演じた。
「観ている人たちが追体験できるような表情を、海外ドラマなどを観て参考にしながら考えました。出来上った作品には、自分でも初めて観るような顔が結構ありましたね(笑)」
今年2月に25歳になり、アラサーの仲間入りをした奈緒さん。
「周りに素敵な方がたくさんいて、いつの間にか30代は憧れになっています。とにかくお仕事が大好きなので、20代でできるだけたくさんの挑戦をして、『30代って楽しいよ!』と胸を張って言いたいですね」
奈緒(なお)
●1995年2月10日生まれ、福岡県出身。2013年女優デビュー。2020年は映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』などに出演。待機作に『僕の好きな女の子』『みをつくし料理帖』がある。
恐すぎて部屋に入れない人が続出!映画『事故物件 恐い間取り』
テレビ番組への出演を条件に、「事故物件」で暮らすことになった芸人の山野ヤマメ(亀梨和也)。その部屋で撮影した映像には白い”何か”が映っていた・・・。番組は盛り上がり、ネタ欲しさに事故物件を転々とするヤマメ。しかし人気者になっていく一方、次々と怪奇現象に巻き込まれていく。そしてある事故物件で、ヤマメの想像を絶する恐怖が待っている!
『事故物件 恐い間取り』
【出演】⻲梨和也、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか ほか
【監督】中田秀夫
【脚本】ブラジリィー・アン・⼭⽥
【原作】松原タニシ『事故物件怪談 恐い間取り』(⼆⾒書房刊)
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