手がけるブランド「ヤンチェ_オンテンバール」が、この春夏で4シーズン目を迎えた香取慎吾さん。毎シーズン、自作の絵とともにふたつのテーマを掲げて服と向き合ってました。
今季のテーマは「チャンス」と「チェンジ」。服に情熱を捧げてきた2年を振り返りながら、ブランドや仕事への今の想いを直撃インタビュー!
ふたつのアートピースをもとに・・・
4シーズン目を迎えた「ヤンチェ_オンテンバール」。今季も香取さんが手がけたふたつのアートピースをもとに、素敵なコレクションが完成しました。
右の作品タイトルは「CHANCE」。“東京”をイメージして描いた絵で、これは東京のビル群をドローンで上から見たら・・・というのが出発点だそう。
「僕が生まれた年、祐さん(スタイリスト祐真明樹さん)が生まれた年、ヤンチェがデビューした年、東京タワーの高さ、日本の国番号・・・いろんな数字が入っているのですが、そこには全部意味があるのです。読み解いていくのも面白いかも(笑)」
そして左の作品「Change」では、初めてスプレーアートに挑戦。
「室内のアトリエでやったら、もう大変なことになりました(笑)。やる前にスプレーアートの動画とかけっこう観たんだけど、今考えるとみんな外でやってたよね・・・。
これは惑星をイメージした8つの輪を描いています。この輪、一番大きいものはゴミ箱のフタを使っていて、あとは風呂桶とかお茶碗とか。ホームセンターや量販店に行って使えそうなものを選んだんだけど、それも楽しかったのをよく覚えてます」
進化させていきたい、という想い
この写真で香取さんが着ているコートは、「Change」に描かれた“輪”の部分を抜き出し、プリントしたもの。
「ヤンチェを始めたころから、一緒に服を作ってくれるブランドさんには、僕の絵をどんどん解体して面白く使ってほしいって言っていたんです。でも遠慮されてるのか、『いやいや、なるべく原画を崩さず再現します』っておっしゃる方が多かったんですよね。4シーズン目になって、僕の遊びゴコロをようやくわかってくださいました(笑)。ヤンチェにとっては、そこはうれしい変化ですね」
仕事への想いも、実際の動きも、日々変化をし続けている香取さん。
「僕の大好きな東京で、“Change”の“CHANCE”をたくさんの人に掴んでほしい。その結果、世界が大きく変わっていったらいいなって思いますし、そうなるだろうと信じています」
ヤンチェ_オンテンバール、香取さんが生み出すアート、そして香取さん自身のこれからの“Change”に、ますます期待が高まります。
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香取慎吾(かとりしんご)
1977年1月31日生まれ、神奈川県出身。初のソロアルバム『20200101』(ワーナーミュージック・ジャパン)が好評発売中。4月29日、初のソロコンサート『20200429 PARTY!』をさいたまスーパーアリーナで開催予定。毎月第1日曜日AbemaTVで「7.2 新しい別の窓」を生配信中。パラリンピックスペシャル応援サポーターを務めている。
ヤンチェ_オンテンバール
https://j-o.tokyo/