NHK大河ドラマ「麒麟がくる」への出演が大きな話題になり、ますます注目を集める川口春奈さん。その素顔が知りたくて、GINGER4月号では100問100答インタビューを決行! 今回は“すっぴん”インタビュー第2弾として、春奈さんの素顔の一部をご紹介します。
魅力にあふれた25歳の等身大。これを読めば彼女がもっと好きになる!
理想の30代を迎えるために、20代を頑張る!
Q 2月10日で25歳になった春奈さん。今の心境は?
「今まで年齢をあまり意識することがないので、単純に『早かったなぁ』です」
Q 25歳、どんなことに挑戦したい?
「仕事を頑張るのはもちろんですが、同時に自分の時間も大切にできる人でありたい。例えば、大好きな旅に出る、会いたい人に会いに行く。そういう時間があるからこそ、仕事も頑張れる。特に今は大河ドラマという大きな作品に挑んでいるからこそ、オフの時間も大切にしたいと思うんです」
Q こんな30代になりたい、と思う理想の女性は?
「私のふたりの姉も30代ですし、仲のいい友達も30代。憧れの30代女性は周りにたくさんいます。彼女たちは仕事もプライベートも大切にしていて。がむしゃらな時期を抜けて、進むべき道を自分の意思で取捨選択しています。そこに責任をちゃんと持ちながら、自由な時間を謳歌している。そんな姿を見るたび、『私も早くそうなりたい』って思います。でもそれは、頑張った20代があってこそたどり着ける場所。だから私は、まだまだ“今”を頑張らないと!」
人間関係は深く狭く・・・なタイプ
Q 女友達はどんなタイプの人が多い?
「“中身オトコ”な年上の女性。基本サバサバしていて真正面から向き合ってくれる人たちです。大人になって怒られることが減るなか、良いことも悪いこともハッキリ言ってくれる友達は大切な存在」
Q 10代と20代の今、友達関係は変化した?
「ほどよい距離感を大切にするようになりました。学生時代は近ければ近いほど安心したけど、今は『親しきなかにも礼儀あり』と思うように。大切だからこそ、踏み込んではいけない場所がある。尊重しなければいけない思いがあることを学びました」
Q 友達は多いほう? 少ないほう?
「片手で数えられるほど、少ない(笑)。知り合いと呼べる人はたくさんいるけれど、何でも話せて心から信頼を置いているのは5人くらい。深く狭く・・・なタイプです」
Q 友達からはどんな人だと思われている?
「『突拍子がないけど責任感は強い』『マイペースだけど情に厚い』『ハッキリしていて嘘がつけない』とよく言われます(笑)」
今はもう一歩、成長しなければいけない時期
Q 「この仕事を続けていきたい」と明確な思いを抱いたのはいつ?
「今もこの仕事に執着はありません。誤解を恐れずに言うと、『いつ辞めてもいい』と思っています。でもだからこそ、続けられているような気もするんです。私がここまで歩んでこれたのは、周りの人あってこそ。求めてくれる人、応援してくれる人がいる限りは続けたい。その気持ちには、全身全霊、全力でちゃんと応えたいって思うんです」
Q 新しい作品や環境に飛び込むとき、心掛けていることは?
「入る前まではネガティブになることもあるけれど、やると決めたら気持ちを切り替える。心のなかの不安ではなく現場に目を向けて、『どうやったら楽しめるか?』を探します」
Q 今、女優としてはどんな時期にいると感じている?
「もう一歩、成長しなければいけない時期。年齢を重ねて演じる役の幅も広がってきた今は、『なんか違うな』『なんかいいな』と、見てくださる方に新しい一面を感じてもらえる時期でもあるのかなって。特に今は大河ドラマという大作に挑むことができているので、新しい川口春奈を感じてもらえるよう、頑張りたいです!」
インタビューを終えて、春奈さんに抱いていたクールな印象が一転。予習や準備を欠かさず、ひとつひとつの事柄に100%の熱量を持ってぶつかっていく、情熱の人。今後どんな魅力的な女性になっていくのか・・・大河ドラマをはじめ、春奈さんの活躍から目が離せません!
●川口春奈Profile
1995年2月10日生まれ、長崎県出身。2007年、雑誌『ニコラ』のオーディションをきっかけにモデルデビュー。’09年にドラマ「東京DOGS」で女優としてスタートを切る。その後、数々の話題作に出演。現在はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で帰蝶(濃姫)を好演中。日本全国の老若男女から注目を集めている。