私たちは生まれながらにして“女”である。その事実が当たり前すぎて、人生の醍醐味に気付けていないのかもしれない。女だからこその楽しみ方を知ることができたら、何気ない日常も変わって見えるはず。女であることを謳歌している先輩、LiLyさんから、もっと自分を輝かせる人生のヒントを学びましょう。
たかが性別、されど性別。私たちの人生は、“女である”ことに良くも悪くも振り回される。“自分のなかの女”を知ることが悦びを得る第一歩。オンナ歴37年のLiLyさんが、 女性たちがもっと自由に輝くための5つのヒントをこっそり教えてくれました。
LiLy流・人生のヒント01『30代の女性は、“女”よりも“子猫”』
たくさんの恋や、結婚、そして離婚を乗り越え、余計な“欲”が削ぎ落とされたLiLyさん。
「以前は相手に爪を立てていた私も、気持ちが丸くなり、優しくなったと思う。そうなったことで、20代とは違うオンナの悦びを知れる気がします」
LiLy流・人生のヒント02『何があると満たされるのか。自分の“オンナ”を深く知る』
優しい自分であるためには、欲しいものにもっと素直に、貪欲になるべきとLiLyさん。
「例えば性欲が満たされないとダメな人は、恋人がいないなら信頼できる素敵なセフレを! うまく自分を満足させてサバイブしていくことは、女を楽しく生きるひとつの方法だと思う」
LiLy流・人生のヒント03『プライドは捨てて。痛い目に遭うのは怖くない』
「傷つきたくないから踏み出せない、という女の子、たくさんいると思う。でも私自身、つらい夜をいくつも越えてきた。そんな夜の数だけ自分を知ることができた。傷ついた回数=立ち直ることができた数! それは自信に繋(つな)がるし、傷つかない恋なんて恋ですらない!」
LiLy流・人生のヒント04『自分の本能の部分にもう少し正直になってみる』
LiLyさんの新作小説の『SEX』は、表紙のエロティックさもさることながら、収録されている5つのお話も、とてもセクシー。
「女と性欲って私はすごく密接だと思っていて、セックスしたいと思うことで、オンナが目覚める場合もある。この本がスイッチになることもあるかも・・・」
LiLy流・人生のヒント05『“選んでもらう”んじゃない、女が男を“選ぶ”気持ちで』
男と女は勝ち負けではない。でもLiLyさんの考えでは、下に見られたり、舐められたりするのは╳。
「隙を作ってモテる、という恋愛術もあるけど、私はそれは好きじゃない。付き合う相手も、セックスする相手も、自分が選ぶ、という気持ち。常に対等でいることも、女を楽しむ重要な鍵」
もっと自由に欲深く・・・自分のなかのオンナを呼びさます、スイッチは簡単に見つかるのかも。LiLyさんがくれたヒントを元に自分のなかのオンナを見つめ直してみて。
Lily(りりぃ)
1981年11月21日生まれ、神奈川県出身。コラムニスト・作家。赤裸々にセックスを描いたロマンティックな短編小説集『SEX』(幻冬舎)が発売中。読むと、“オンナ”が目覚めると評判です。