松本穂香さんインタビュー！休みの日に足を運ぶ意外な場所とは？

28 歳の新鋭ふくだももこ監督の映画『おいしい家族』。ヒロインを演じるのは、ドラマやCMなどにも引っ張りだこの女優・松本穂香さん。長編映画初主演となる作品への思いを、たっぷり語っていただきました！

好きな人の好みに合わせている瞬間が､一番楽しい

松本穂香

和装の花嫁衣装に身を包んだ男性に、赤ちゃんを抱えた外国人女性、厚底靴の若い女性･･･。そこに並ぶ人はみんな笑顔。 28 歳の新鋭ふくだももこ監督の『おいしい家族』で仕事や結婚、都会生活がうまくいかず、久々に実家の離島に戻ってきたヒロイン・橙花を演じる松本穂香さん。

｢写真から伝わってくる通り、どんな人が来ても受け入れてくれるようなあたたかさがある、自由な作品だと思います」

実家に帰ると、亡き母の洋服を着た父。居候している、見知らぬ中年男性。橙花は戸惑いを隠せない。

｢他人だったら気にならないけど、家族だからこそ、すんなり受け入れられない、というのもあると思うんです。でも、自分だったら･･･、最終的には、家族だからこそ味方になりたいですね。この映画で伝えたいメッセージは“愛の形は自由”ということ。みんなが笑顔でいられる世界があったらいいんじゃないかなと、思わせてくれるんです」

現在22 歳、将来持つであろう家族に対する憧れは？

｢映画の中の家族は楽しそうだけど、少し賑やかすぎかな（笑）。結婚したいと思える人がいたら何歳でも。仕事でも子育てでも好きなことをやれている30 代になっていたいですね」

また、休みの日の楽しみはお笑いライブの会場に足を運ぶこと、という意外な一面も。

｢意外と言われることが多いんですが、大阪出身なのでお笑いは欠かせないんです（笑）。それ以外の趣味だと、お菓子作りが好きです。流行りのメイクを研究したり、ヘアアレンジするのも好きですし、楽しいんですけど･･･やっぱり自分のためじゃなくて、好きな人の好みに合わせている瞬間が一番楽しなと思います（笑）」

松本穂香（まつもとほのか）
1997年2月5日生まれ、大阪府出身。2015年主演短編映画『MY NAME』でデビュー。以後、連続テレビ小説『ひよっこ』、日曜劇場『この世界の片隅に』などに出演。11月15日には主演映画『わたしは光をにぎっている』が公開に。