“愛”とひと言で表しても、その形は人それぞれ。でも、夢中になれるのはそこに“愛”があるから・・・。
「イルカとどう違うの?って言われるのがイヤ(笑)」。そう言って 知られざるシャチの生態&感動エピソードを語ってくれたAmiさん。
Amiさんを夢中にさせるシャチの魅力・・・一度知ったら愛さずにいられません!
いかついけど健気で可愛いギャップに泣きそうになる
「共有できる人があまりいないんですけど・・・」。そう言って、恥ずかしそうにシャチについて語り出したAmiさんの表情は、好きなもの自慢をするというより、大切に隠していた秘密の宝箱をそっと開けるような感じだ。
「シャチってイルカほどメジャーじゃないじゃないですか(笑)。小さいとき『フリー・ウィリー』というシャチ映画を観て好きになったんですが、水族館にもあまりいないのでなかなか触れる機会がなくて。でも、テレビのロケで鴨川シーワールドのシャチショーを観たら魅了されてしまい、そこから本格的にハマったんです」
Amiさんが惹かれるシャチの魅力は、人懐っこさと家族愛の深さ。
「あんなに大きくていかついのに、人間と健気に意思疎通している姿に感動するというか。そのギャップが愛しくて観ていると泣きそうになるんです。あと、野生のシャチはお母さんを中心とした群れで行動をしていて家族愛がすごい。あんなに獰猛(どうもう)に見えるのに実際は繊細で優しくて、感情豊かなんですよ」
本人は好きすぎるがゆえに複雑な想いも抱えている。
「世界的にシャチを飼育することには賛否両論あって、私も何が正解なのかジャッジできないです。そういう現実にもちゃんと向き合いたい。その上で水族館へ観に行ったり『シャチが好き』って言いたいんです。
でも、ロケでシャチに触れる体験をさせてもらったのですが、いざ目の前にしたら神々しくて触れることができなかった(笑)。私のなかでシャチは癒やしであると同時に、神聖なものすぎて。近づきたいけど近づけない特別な存在なんですよね」
Dream Ami(どりーむ あみ)
1988年5月11生まれ、大阪府出身。2017年にE-girlsを卒業し、ソロ活動に専念。9月には倖田來未の「恋のつぼみ」をカバーした最新シングルを発売予定。