声優を務めた映画『きみ と、波にのれたら』が6月21日(金)から公開。ヒロイン役ひな子を担当した川栄李奈さんにインタビュー!
性格はネガティブだけど、心が折れることはない
感情のまま素直に笑って、泣いて、歌う女の子。声優を務めた映画『きみと、波にのれたら』のヒロイン、ひな子は川栄さんの明るく愛らしいイメージとも重なるキャラクター。
「普段の私はむしろひな子とは逆のタイプ。元気な印象を持たれることが多いけれど、感情を表に出さないしテンションも一定なんですよ。だからひな子になったつもりで思いっきり気持ちを表現するのは楽しかった。普通のお芝居もそうですけど、役としてなら感情を爆発させられるんですよね(笑)」
確かに、目の前の川栄さんは何ごとにも動じず、24歳とは思えない肝の据わった印象。人気者で多忙を極める自身の現状もクールに捉えているそう。
「お仕事をいただけるのも今だけと覚悟をしているので、もしゼロになっても動揺しないと思います。昔から自分にとってマイナスの局面のときにどうするか、最低の状態を想定してしまう性格で。実際にそうなったら“しょうがない”ってあきらめて、現状をいかに良い方向に転換できるか考える。だからネガティブなんですけど、心がポキッと折れることもないんですよ」
ネガティブどころか、超ポジティブ思考?! 自分を客観視する徹底した現実主義は清々しさすら感じます。
「目標とか特になくて、そのときどきに与えられたものをちゃんとやり、いかにプラスにしていけるか。その繰り返しかなと思っています」
ちなみに恋愛中もクールキャラ?
「いや、恋愛は別。デレデレしたり束縛したり・・・友達には“普段は男っぽいのに恋するとめちゃめちゃ女だね”って言われます(笑)。でも失恋しても、もっといい人を見つけようって頭を切り替えるので落ち込まない。その辺りはやっぱりクールですね(笑)」
川栄李奈(かわえいりな)
1995年2月12日生まれ、神奈川県出身。女優として幅広く活動。現在はNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」「家政夫のミタゾノ」に出演中。映画『泣くな赤鬼』も6月14日より公開。
映画『きみと、波にのれたら』は今週末公開!
『きみと、波にのれたら』
【出演】片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、松本穂香、伊藤健太郎
【監督】湯浅政明
【脚本】吉田玲子
6月21日(金)より、ロードショー
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