何かを表現したり、新たなものを創作したり…日々、感性を活かした仕事に携わる人たちは、自身のプライベートな空間にも一層のこだわりが反映されているはず。そこで、彼女たちの“暮らし”の部分から、秘められたセンスの素(もと)を紐解きます。
今回は、モデル・タレントとして活躍中の大石絵理さんのお部屋に潜入!そのこだわりを伺ってきました。
幼いころから慣れ親しんだ実家の一室。優しい色みで統一されたひとり部屋は、大石さんの人柄同様、柔らかな雰囲気に包まれています。
「実家暮らしなので、一から部屋を作ることはできないけれど、もともとピンクだった壁紙をストライプに替えたり、ベッドを新調したり、少しずつ大人化を図っているところです」
なかでも大部分を占めているのが、愛すべき服やバッグをコレクトしたクロ
ーゼット。最近は選ぶ服もバリエーションが広がっているそう。
「一枚でサマになるスカートや花柄を着る一方で、カジュアルなパーカも大好き。特にBIGサイズのパーカに目がなくて、メンズのお店にもよく行くんです」
こちらはコレクトしているパーカやトレーナー。
「柄物やデザイン性の高いスカートも数多く持っていますが、何もない日はほぼ毎日パーカ。それも、お尻が隠れるくらいのBIGサイズ。それに細身のパンツを合わせるのが定番です。オフ ホワイトのトレーナー〈左〉は、意外とストリート感を抑えた茶目っ気のあるデザインが多いので、最近よくチェックしています。バレンシアガのパープル〈右〉は、あえてのメンズものです」
ドラマティックなスカートもワードローブの常連。特に、ガニの花柄〈右〉は今季のスタメン。アイレネのレース×チェック柄〈中〉は着映え効果も絶大!
「クープルズの小花柄スカート〈左〉は香港で購入したものです」
ファッションアイテムがひしめき合う室内で、もう一カ所目を引くのが、家族
や友人との記念品が飾られたスペース。誕生日に妹からもらったという写真入りボードや、友人からのメッセージ入りバービードールなど、身近な人たちからの愛があふれるギフトの数々が、所狭しと飾られています。
「幼なじみとの旅行で買ってきた置物や、誕生日に友達からもらったバービー
人形など、想い出が詰まった品は大事に飾っています。妹との2ショットも(笑)」
旅先の想い出など、心の充電ができるようなアイテムも部屋のいたる所にちりばめられています。毎年恒例となった幼なじみとの旅行で昨年、山中湖を訪れた際に購入したというマリア像も。
「“恋愛の神様”と聞いて買ったんですけど、効果のほどは…まだわからないですね(笑)」
ベッドの上には、ふかふかのクッションや、見ているだけで心温まるぬいぐるみの数々を並べて、極上の癒やし空間を演出。
「リラックスできる空間のなか、本を読む時間もまた、心安らぐひとときです」
日々、多忙なスケジュールをこなして帰るこの部屋は、一日の疲れをリセットするための大切な場所。大石さんのひとり部屋は、そんな毎日に安らぎを与えてくれる、愛とセンスで満ちあふれていました。