持ち物ひとつひとつにも、その人の個性が広がっていることがわかる“バッグの中身”。今回はアーティスト 木村カエラさんが登場!
歌を歌う日、歌詞を書く日、グッズデザインを考える日…カエラさんの活動は、その日その日で多岐にわたるのが基本。そんな日々のなかでも欠かせないお気に入りを紹介していただきました!
バッグの中にはワクワクを凝縮
「アーティストとしてすごく大切なのは、ひらめき。だからバッグの中には、インスピレーションが湧くようなアイテムを入れて、持ち歩いているんです」
そう言って、大好きなマリオとコラボしたレスポのポーチから取り出したのは、アヴェダのアロマミスト。
「これはまさに直感、洞察、創造などを司る第6チャクラを開くというアロマミスト。オレンジやゼラニウムの香りがすごく好みで、リラックス&リフレッシュできるんです。歌詞を書くときに愛用しているのと、レコーディング前にもシュッとひと吹き。すると緊張して浅くなっていた呼吸がスッと深くなって、心地よく歌うことができるんですよね」
そのほかには、ハワイのセフォラで買ったチェリーの香りの色付きリップバームもIN。
最近の愛用バッグはセリーヌ。アクティブに動ける斜め掛けタイプが定番なんだそうです。
自分でいることを楽しんで!
11月21日にミニアルバム『¿WHO?』(フー)をリリースしたばかりのカエラさん。アルバムのタイトルと、収録曲のひとつ「COLOR」には、カエラさんの強いメッセージが込められているそうで・・・。
「人は、なろうと思えば何にだってなれる。それを個性って括(くく)ってしまうのも簡単だけど、もっとシンプルに『何にでもなれるんだよ! さぁ、あなたは誰ですか?』と問いかけるような歌なんです。自分らしさを見つけることって、常に人生のテーマでしょう? 私の場合は、不安定な感じがしちゃうときは『今、楽しんでる? 楽しんでない?』って。すべてはそこで判断していますね(笑)」
明るく、パワフルで、前向きであり、美しい。感想としてポジティブなワードばかりが挙げられるような今回のミニアルバムは、全5曲の収録。
「若い人たちにはもちろんだけど、私と同じくらいの世代の方にもぜひ聴いてほしいんです。仕事や家事など忙しい毎日だけど、それに流されず、日常のなかにキラキラしたものを見つけてほしい。私自身に言い聞かせてることなので(笑)、皆さんにも感じてもらえたらな、と思っています」
木村カエラ(きむらかえら)
1984年10月24日生まれ、東京都出身。2004年シングル「Level42」でデビュー。「COLOR」「ちいさな英雄」「Run to the Rainbow」な 全5曲を収録したミニアルバム 『¿WHO?』(ELA)が好評発売中。’19年でデビュー15周年を迎える。