昨秋、新たなスタートを切ってから約1年。想像以上に刺激的でハッピーな日々を過ごし、それを私たちに発信してくれる香取慎吾さん。「楽しいことをやりたい。そして常に“自分”を超えていきたい」と語る香取さんの、今と未来とは?
今回はこの夏オープンさせたショップ「JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェ_オンテバール)」をはじめ、ファッションに向ける想いを語っていただきました!
“服バカ”ふたりによる「J_O」
25年以上の付き合いだというスタイリスト祐真(すけざね)朋樹氏と、この夏にショップ「JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェ_オンテンバール)」をオープンさせた香取さん。店の名前は「やんちゃ坊主とおてんば娘」の語源といわれるオランダ語。服バカふたりの思いが詰まったアイテムが並びます。メンズのみならず、レディス服の展開も!
香取さんがファッションに目覚めたのは、10 代後半。メンズはもちろん好きだけど、当時から女性のファッションの幅広さ、バリエーションの豊富さがうらやましかったそう。
「そのころから女性の服をすごくよく見てて。お店に行くと、メンズをバーッと見て、そのあとレディスも見るんですが、この間マネージャーに『レディスを見ている時間のほうが長いですよ』と指摘され、確かにそうかも、と(笑)」
服のデザインは、スタイリストの祐真さんと“ 売れる、売れない”の概念にとらわれず、欲しいものを作ることを心掛けたそう。
「レディスの服作りにこんなに熱くなるとは、自分でもびっくり。肩を大胆に出したらセクシーで素敵だけれど、二の腕は隠したい気持ちがあるだろうから・・・とか、首の詰まりもきっと気になるよな・・・とか。そういったディテールをミリ単位で調節するのが、本当に楽しかったです」
着飾る楽しさを実感してほしい
香取さんにとって洋服とは?と聞くと、しばらくじっと考えたあと、「武装」という答えを口にしてくれました。
「何だろうな、自分を強くしてくれる“ 鎧”みたいなもの? 昔の武将って戦のときに、“そんなんで動けんの !?”っていう重い鎧を身につけて出陣したでしょ? それに近い感じ。“今日はこれで勝負だ!”って。でもそうやって、気合を入れて着飾ってどこかに出かけるって、楽しくないですか?」
時には友達の服をスタイリングしてあげることもあるそうで・・・。
「僕の服を着せて、普段と全然違うスタイルに仕上げて、みんなで食事に行ったりします。女の子のコーディネートを考えるのもけっこう好きですよ。オーバーサイズのメンズのジャケット着せてみたら、“いいじゃん!”みたいな奇跡が起きたりして。『ヤンチェ』の服を買ってくれた女の子たちにも、そんなふうにファッションを楽しんでほしい。でもその前に、女の子にそういう機会を増やしてもらうためには、もっと男が頑張らないと。『今夜食事でも行かない?』って、男が女の子を積極的に誘わなきゃいけないですよね(笑)」
「ヤンチェ_オンテンバール」の秋冬アイテムはほぼ完売という人気ぶり。そして次の春夏コレクションの準備も着々と進めているとか。今度はどんな服で私たちをときめかせてくれるのか、期待が高まりますね!
JANTJE_ONTEMBAAR(ヤンチェ_オンテンバール)
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルプラザ東京1F
03・6812・7106
11:00~19:00営業 無休
http://j-o.tokyo
香取慎吾(かとりしんご)
1977年1月31日生まれ、神奈川県出身。歌手、俳優、バラエティなど幅広いジャンルで活躍。月に1度、草彅剛、稲垣吾郎とともに、「7.2 新しい別の窓」(Abema TV)に出演中。2019年1月1日にはお正月SP(15:00~22:12)が生放送予定。また草彅剛とのラジオ「ShinTsuyo POWER SPLASH」(bayfm)、お母さんに扮したファミリーマートのCMも話題に。