その活躍ぶりは、まさに「Spark」! 人気ダンス&ボーカルグループのE-girlsには、ボーカルやパフォーマーとしてはもちろん、モデルや女優としても注目を集める若きアーティストたちが集っています。メンバーひとりひとりの個性の輝きは、世代を問わず、同じ女性としての憧れを掻き立てるもの。今改めて、その魅力に迫るべく、10月3日に配信リリースされた新曲『Perfect World』についてお話を伺いました。
幸せだけど、どこか切ない。複雑なニュアンスを表現
――『Perfect World』のレコーディングを通して、自分自身の心が最もSparkした瞬間を教えてください。
鷲尾:レコーディングの際に映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』のエンドロールにこの曲を重ねて観た瞬間! わっと鳥肌が立ちました。
武部:私はもともと原作のマンガにハマっていて。男女がお互いを想う気持ちが、ときに空回りしてしまうくらい真っ直ぐなところが好きなんです。好きな作品の映画の主題歌を担当できるなんて、何だかとても不思議ですけど、素直にうれしいです。
鷲尾:実はE-girlsとしては、ラブストーリーの主題歌を担当させていただくのは初めてなんですよね。
――初めてということは、いつもと違ったこと、難しかったこともあったのでしょうか。
坂東:歌詞は最高に幸せなんだけど、何となくそのなかに切なさも感じられる気がして。表現のさじ加減が難しかったですね。ボーカルの3人の歌声も、何だかいつもより切なげだったので、幸せな未来にたどり着くまでの、苦しい過程を表現しているのかなと想像を膨らませていました(笑)。とはいえ切ない気持ちを込めすぎると、幸せ感が足りなくなるから、そのバランスを取るのが難しかったです。
――その「切なさ」と「幸せ感」のバランスについて、ボーカルとしてはどう意識していましたか?
藤井:そうですね・・・切ないニュアンスもあるけれど、ハッピーが溢れている切なさなので、悲しい曲には聞こえないようにしたいと思っていました。それはやっぱり、私たちがE-girlsだから。私のなかで、E-girlsの音楽って聞く人を元気づけられるような明るいイメージなので・・・私たちらしく表現するなら、明るさを大事にしたいと思ったんです。
全員が男性と演技に挑戦! MV撮影のときめきエピソード
――そのほかに、レコーディング期間を通してSparkした瞬間は?
楓:私は、全員で初めて1曲通して踊ったリハーサルのときかな。あ、なんか今すごくキタ!と感じる瞬間がありました。最近はレゲエ調などカッコいい雰囲気の曲が多かったので、ミディアムバラードでたっぷり感情を込めてパフォーマンスするというのが久しぶり。しかもMVの構成なんかも凝っていて。全員で作り上げている感覚があったので、それが完成したときに、ただリハーサル室で踊っただけなのに「早くこれをパフォーマンスしたい!」と思いました。
藤井:それから、Sparkといえばあれじゃない? 今回のMVでは全員、恋人同士のイメージで男性と絡むシーンを演じたんですよ。今回は、ダンス以上に演技のシーンが多かったくらい。踊りたくてうずうずしているメンバーもいたのですが(笑)、そういう意味でも演技に挑戦したことは、E-girlsにとってSparkなできごとだったかも。ときめきのおかげで、パフォーマンスがひとつ大人の階段を上がったかもしれません。
――それでは歌詞のなかで、特に好きな箇所を教えてください。
鷲尾:私は、2番の最初のところです。
楓:私も一緒!
鷲尾:ここだけちょっと雰囲気が変わるんですよね。ここにふたりだけの歴史が感じられる気がして印象的です。
YURINO:私は、空や桜といった、ぱっと情景が思い浮かぶような言葉が使われているところも好きです。映画のシーンとも重なって、本当に幸せな気持ちになります。
坂東:実際に、青空の下で笑いあうシーンがあるんですよね。エンドロールで、物語を振り返っているような気分になれると思います。
須田:どちらかというと、みんなは切ない歌詞が好きなのかな? 私が好きなのは1番のサビ。最高に明るくて、幸せ感に溢れていますよね。
――ちなみに、プライベートで皆さんの心がSparkするのはどんなときですか?
山口:お気に入りのお店にホットサンドを買いにいくとき! そこのホットサンドは、これぞ幸せの味!ってくらいにすっごく美味しいんです♡ 待っている時間も最高にSparkです。
一同:可愛い(笑)。
SAYAKA:私は最近よく料理をしていて、味つけがどんぴしゃで上手くできたときはSparkしている気分です。同じ料理を作っているつもりでも、毎回全然味が違っていて。
楓:そんなことある!?
SAYAKA:感覚でやっているから(笑)。でもそのぶん、思っていた通りにできたときはかなりテンションが上がります。
石井:私がSparkするのは、人と会ったときかな。例えば、友達や仕事仲間と一緒に映画を観たりすると、その人ならではの感性で、こんな風にこの作品を捉えているのか~と、すごく刺激になることが多くて。
一同:さすが、深い。
佐藤:私は・・・たっぷり寝る時間がある夜ですね。次の日がオフだったり、仕事があっても夕方からだったりして、アラームをかけずに寝られる日はそれだけでうれしい! ちゃんと毎日を頑張るためにも、必要なSparkです(笑)。
――それでは最後に。この曲をどんな人に聞いてもらいたいですか?
鷲尾:この曲はもちろん映画と重ね合わせることで、より深くイメージしていただけると思うのですが、表現している「本当の愛」は、恋愛的な愛だけではないと思っています。そのときの大切な友人、家族・・・捉え方次第で、何にでも当てはまると思うので、男女問わず、年齢問わず、皆さんに寄り添えるような曲になればうれしいです。
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