顔はちょっぴりベビーフェイスなのに、男らしい体のフォルム。笑うと子供っぽい、でも真っ直ぐに見つめる瞳はもう大人の男! 視線が合うたびに惹かれてしまう竹内涼真さんが、今回初めてのラブコメディ映画、そして教師役を演じました。恋の相手は、なんと女子高生!? 彼の“今の気持ち”を直撃取材です!
初のラブコメ映画は、先生と生徒の恋
シリアスな作品のイメージが強かった竹内涼真さんが、ラブコメディ映画『センセイ君主』に挑戦。演じたのは、冷静沈着な数学教師・弘光。生徒への情熱はなく、冷めた印象の男性です。
「今僕は 25 歳なんですが、やっと先生役ができるような年齢になったのか・・・と、お話をいただいたときはワクワクしました。でも同時に、“先生と生徒の恋”っていうのが、僕的にはあまり理解ができなかったというか(苦笑)。自分が高校生のときにそういう気持ちになったことはなかったし、周りにもそんな話はなかったですね」
先生としてのフラットな態度をキープしながら、心のなかで浜辺美波さん演じるヒロインのあゆはに惹かれていく・・・というお芝居。経験がないだけに、なかなか大変だったようです。
「“無意識に好意が出てしまう演技”というのを、逆にものすごく意識しながらやってました(笑)」
誰もが本当は、体当たりで恋をしたいはず
この映画で印象的なのが、主人公あゆはが、弘光に恋心をぶつける真っ直ぐさと、力強さ。
「女子に限らず、みんな本当は、あゆはぐらいバーンって相手にぶつかりたいんですよね。僕だってそう。自分の気持ちを思い切ってぶつける、それができたら本当に気持ちいいですよ。それに楽だと思う。だけど恋愛って、相手あってのことだから、それじゃ成立しないんじゃないか。だからこそ、こういう猪突猛進の恋愛映画が受け入れられるんじゃないかと思います」
映画のなかであゆはも、“恋とは何か、相手の幸せとは何か”ということを、立ち止まって考えます。「それができたとき、彼女はすごく大人になるんです」と竹内さん。目が離せないくらい見どころ満載のこの映画、ぜひ劇場でチェックしましょう!
竹内涼真(たけうちりょうま)
1993年4月26日生まれ、東京都出身。新作写真集『Ryoma Takeuchi』(マガジンハウス)が発売中。8月6日まで東京・池袋パルコミュージアムにて写真展を開催中。大阪8月10日~、札幌8月31日~、仙台9月7日~、名古屋10月6日~、福岡11月2日~と全国巡回も決定。