私たちが知りたいのは“安いもの”ではなくて“安くていいもの”。そこでファッション業界でもウワサのおしゃれ達人にアプローチ。私服ワードローブからご自慢のプチプラ名品をピックアップ、コーディネート哲学を語っていただきました! 今回は、テレビや雑誌などでマルチな活躍を見せる、芸能界イチのファッショニスタ、ベッキーさんをクローズアップします。
おしゃれのポテンシャルが高い服
「それは着たときに美しく見えるデザインだったり、奥行きを感じる複雑な素材使いだったり」
愛を持って服に接するベッキーさんだからこそ、その選びの基準はプチプラアイテムのときでもブレがありません。
「ただ、プチプラ買いのときこそ、ある視点が重要になってくる。それは何かというと、“きちんと手がかかっている服かどうか”を見抜く力。このZARAのレーストップスは、数あるなかで比較検討して(笑)、『3種類ものレースが使われているから品がある』と自分で納得して購入した逸品なんです」
プチプラ購入は海外も狙いめ
「イタリア発のブランド、Brandy Melville(ブランディ メルヴィル)のデニムパンツはLAで購入。脱力感があるところも可愛いのですが、生地を縫い合わせている凝ったデザインが気に入って即決しました。この夏の本命、ワンショルダートップスには、こんなひとクセデニムが似合いますよね」
「今日は何を着るのがハッピー?」
「一日の始まりに『今日は何を着るのがハッピー?』と自分に問いかけて、メインとなるアイテムを決めるんです。あとは、その主役を盛り上げる脇役を固めていけば、コーディネートは完成。映画のキャスティングと一緒ですね(笑)」
愛がなければおしゃれじゃない。
さらに、おしゃれは一日にして成らず。
今回の取材では、実にベッキーさんらしい“プチプラ道”を知ることができました!
ベッキー(べっきー)
1984 年3月6日生まれ、神奈川県出身。1988年に「おはスタ」でデビューしたのち、テレビ、雑誌、CMなどで活躍し、今年で20周年を迎える。「STUDIOUS」とのコラボレーションアイテムが、直営店及び公式オンラインストアにて好評発売中。