夢を形にしてきたパワフルな女性、目標を持って未来へと突き進んでいる輝く女性にインタビューさせていただくシリーズ企画。 今回は、GINGERのレギュラーモデルをはじめ、さまざまな雑誌、CMなどで活躍するモデルの谷川りさこさん(27歳)。
服を美しく魅せる凛とした佇まいと、モードもカジュアルも着こなす幅広い表現力で、同世代の女性を中心に多くの支持を集めています。 そんな“現在”に至るまで、悩みながらもポジティブに自分自身と向き合ってきた彼女。今さらに進化する“谷川りさこ”のバックステージについて、語っていただきました。
時代に合わせて、慣れることなく勉強あるのみ!
――見事に夢を叶え、モデルとしての活動をスタートされたわけですが、初めての挑戦で悩んだことはありましたか?
「最初はかなり悩みました。ポージング、顔の作り方、撮られ方、何を見せたらいいのか全然わかりませんでした。スタイリストさんに怒られた経験もいっぱい・・・。でも、夢だったモデルの仕事だからこそ、“もっと頑張らなきゃ”という思いはすごくあって。
わからないから、とにかく必死にいろんな雑誌を切り抜いて、モデルさんたちの表情をブックにまとめて毎日鏡の前で練習したり、ほかのモデルさんと一緒になったときは、こっそり隠れながらポージングを見て勉強していました」
――今ではすごく素敵にポージングされていると思いますが、できるようになってきたなと思えたのはどのくらい経ってからですか?
「だんだんできるようになってきたなという感覚はあったのですが、いつくらいとは明確にはいえないかもしれません。時代とともにファッションや写真の雰囲気も変わりますし、雑誌によってターゲットの年齢層も違うので、今でもポージングの練習はしています」
自分の体としっかり向き合う
専属モデルとして活躍していた「SCawaii!」卒業のころ
――習慣としてヨガや半身浴を続けられているとのことですが(Vol.1参照)、目指すスタイルはありますか?
「目指すスタイルとは少し違うかもしれませんが、ミランダ・カーさんの体に憧れています。ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして有名になったときにちょうどダイエットをしていたので、ずっと待ち受けをミランダ・カーさんにして、このくらいやせる!って目標にしていました(笑)」
――目標を可視化するのは大切、ということはよく聞く言葉ですよね。それもあって、見事にダイエットを成功させたわけですね。
「今でも美容や体のことは、つい調べて実践しちゃいますね。話題のスーパーフードは、だいたい買って試します」
――最近新たに始めたことはありますか?
「末端冷え症に悩んでいるので先日病院に行ったら、とりあえず筋肉をつけなさいと言われました。筋肉量がないから、末端冷え性になってしまうそうなのです。筋肉がつくと基礎代謝量があがり、それによって基礎体温が上昇するらしく。基礎体温が0.5℃あがるだけで冷え性が改善されるそうです。
ヨガはそこまで筋肉がつかないので、それを聞いて最近Xボディラボという、全身にEMSを流すスーツを着てインナーマッスルを鍛えるジムに通っています。家では“ながら運動”ですが、スクワット、腕立て伏せ、腹筋などをして、なるべく歩くようにも心がけています」
――筋肉が冷えを改善してくれるとは知りませんでした! 自分の体ときちんと向き合うことって大切ですね。
「冷えの原因は、ホルモンのバランスや子宮の問題などいろいろ考えられるらしいのですが、規則正しい生活が一番なんだそう。でもモデルの仕事は朝が早いことも多いし、ごはんを食べる時間もバラバラで難しいので、サプリメントを飲むなど、できる限りのことをやっています」
人が気づいてくれて初めて、努力が少し実ったなと思う
――お話を聞いていると、すごく努力されていることが伝わってきて、自分も頑張らねばと思わされます・・・。これから挑戦してみたいことはありますか?
「努力って、自分でひけらかすものではないと思っていて。例えばダイエットでも、誰かが気づいてくれたら、少しはその努力が実っているのかなって思うようにしています。
今後でいえば、大人の女性として常にポジティブに。読者の人が見ても、このモデル輝いているなと思ってもらえるようになりたいですね。これからも勉強していきたいと思っています」
チャーミングな笑顔でいつも現場を和ませてくれるりさこさん。気になるモノゴトはとことん調べて実践し、体を日々ケアしていく姿勢は、さすがのひと言。
いつも自分のコンディションに目を向けていることで、きれいは作っていけるはず。まずは自分の体と向き合うことから始めてみませんか?
谷川りさこ(たにがわりさこ)
1990年5月29日生まれ。2016年より、GINGERでレギュラーモデルとして活躍。モデル活動の他にも、ドラマやCMに多数出演しマルチに活躍中。