カッコいい大人の女性の代表格として支持されている夏木マリさん。でも、実際の夏木さんは、カッコいいのひと言ではとうてい語りつくせない奥深い魅力にあふれた人。
誰もが憧れずにはいられない、その生き方を4つのキーワードでひもときました。
Fashion ーファッションー
“年齢相応の服”って誰が決めたの? 自分がアガり輝けることが一番大事
「そのときの気分で着たいモノを着ています。一時期はマルキューも行ったし、ファストファッションも全然着ます。だって“年齢相応の服”っていうけど授業参観に行くわけじゃないんだから、誰が決めたの?って感じです。自分がアガって、らしく輝けるモノを着ることが一番大事。ただ、ここに来るまでは、私も散々失敗や無駄遣いをしました。失敗しないと本当に自分が好きなものはわからない。GINGER読者もまだまだ失敗していいんですよ」
Beauty -ビューティー
稽古中にふと鏡に映ったがむしゃらな自分の顔に“美しい”と感じた
「ビューティも楽しんで。ヘアメイクさんにやってもらうときは、マネキンになりきっておまかせする。セルフメイクは、キャンバスに好きな絵を描く感覚で自由にクリエイトしています。もちろんコンプレックスは大いにあり。でもある日、舞台の稽古中に汗だくで踊るスッピンの顔を見たとき、“美しい”って初めて思ったの。それ以来、一生懸命打ち込んでいる顔なら好きになれるって、マイ
ンドが変わりました。」
Expression -表現ー
自分に肩書きをつけるとしたら「プレイヤー」。歌も演技も全力で取り組み、全力で遊ぶ
「”プレイヤー”って呼ばれるのが一番好き。プレイする気持ち=遊び心をなくしたら何もできないから、私はどの仕事でも本気で遊ぶように取り組みます。そして、唄うときも演じるときもクリエイションも“私にしかできないもの”に仕上げるのがテーマ。だから常に全力だし、その瞬間の自分は二度と出てこない“消えもの”。消えちゃうものに全身全霊で賭けるってところに、表現者としての歓びがあるの」
Support -支援ー
活動スタートから10年。音楽とバラでつないでいく”One of Loveプロジェクト”
「”One of Loveプロジェクト」”は毎年6月のGIG(ライヴ)と“マリルージュ”というバラの販売で、途上国の子供たちの教育環境とその母親たちをサポートする支援活動。“マリルージュ”を知っていただくために奮闘中! 本気でやっていれば想いは必ず伝わる。焦らずくじけず、続けていく覚悟です」
4つの視点を通して見えてきたのは、夏木さんの限りなく柔軟で自由なマインド。しなやかに、でも潔く自分らしさを貫く極意を教えてくれました。
夏木さんに惚れた女たちが語る、“夏木マリの魅力”
芸能界でも夏木さんに憧れている女性たちは後を絶たない。GINGERモデルの山田優もそのひとり。そんな"夏木マリに惚れた女たち”に、思う存分その魅力を証言してもらいました。
証言① 女優・モデル 山田優さん
「お仕事の現場でもプライベートでも、いつも対等に話してくださる。感覚もすごく若くて情熱的で、挑戦し続けている姿がカッコいい!」
証言② モデル・歌手 土屋アンナさん
「芯がビシっと一本ある、真っ赤なバラのような人。こんなさまざまな力を持った女性、ほかにはいない!」
証言③ アーティスト・女優 シシド・カフカさん
「とっても一途でおちゃめな女性。興味を持ったことを臆することなく即受け入れる。そんな姿勢に刺激を受けています」
証言④ タレント LiLiCoさん
「常に新しいものに挑戦して、すべて自分の才能(モノ)にする。マリさんは憧れです。私にとって毎日が夏木マリ日和!」
証言⑤ 女優・モデル 香里奈さん
「マリさんはいつでも、誰に対しても“自然体”。変に繕ったりしないその姿勢がカッコいい!」
何事にも囚われない、その生き方は女性の理想そのもの。何事にも自由に柔軟に、いつまでも輝き続けるその姿は私たちに“魅力的な女性としての生き方”を教えてくれています。