1月12日公開の映画『伊藤くん A to E』で超モンスター級の“痛男(いたお)=伊藤くん”を演じている岡田将生さんにインタビュー。 映画の見どころはもちろん、新春を祝ってズバリ、今年の目標についても聞いてみました。
ちゃんと自分で時間を作って、ちゃんと遊ぶ。仕事もプライベートも充実させたい
柔和な笑顔で取材班のインタビューに応じてくれた、岡田将生さん。新年に際して、何か思うところはあるのでしょうか。
――早速ですが、2018年の目標は?
今年は29歳になるので、30歳に向けて、仕事との向き合い方や、これからどんな役をやっていくのかということを、じっくり考える1年にしたいですね。
――岡田さんの思う”30歳”って?
役も広がると思うし、周りの先輩からは、30歳になったらまたちょっと違う景色が見えるってよく言われているので、楽しみにしています。なので今のうちに、その景色を見るための下準備をしているつもりです。人間力もそうだし、仕事力もそうだし、いろいろなものをできるだけちゃんと吸収しなきゃなと思います。がむしゃらというより、ひとつひとつ丁寧に。愛着をもって、向き合っていきたいです。
――具体的に、2018年こそはあれをやろう!と思っていることはありますか?
プライベートを充実させたいです。僕、基本的に休みの日にはあまり家からでないタイプなので、今年はもっと、旅行をしたりとか、ちゃんと休みらしい休みを過ごしてみたいなと思います。もし旅行するとしたら・・・行きたいのはニューヨーク。前に一度訪れたときに、いろいろなお芝居を観ることができて、それがすごく刺激的だったんです。ブロードウェイとか、観たいですね。
――多忙な岡田さん、連休を取るのも難しいのでは?
そうですね、だから少しでも、自分で時間を作らないといけないなと思っています。ああ、それこそまさに、目標かもしれないですね! 時間をちゃんと上手く作って、ちゃんと遊ぶ。2018年はそうやって、仕事もプライベートも、充実させていきたいですね。
女性にも、男性にも、観てほしい
映画『伊藤くん A to E』は、岡田さん演じる超モンスター級の“痛男(いたお)=伊藤くん”と、彼に翻弄される5人の女性が織りなす恋愛ミステリー。次第に露呈されていく5人の女性のダメな部分に、女性からは共感の声が多数挙がる一方で、男性の岡田さんには理解できない部分も多かったといいます。
「ここまで男女で感想がわかれる作品はなかなかないと思います(笑)。もちろん女性の方にたくさん共感していただけたらうれしいですし、男性にも、普段は知ることのできない女性の一面を知ることができるという意味で、ぜひ観てほしい。男女とわず幅広い人に、何かを感じていただける作品に仕上がっていると思います」
映画『伊藤くん A to E』1月12日(金)より全国ロードショー!
【出演】岡田将生、 木村文乃、 佐々木希、 志田未来、 池田エライザ、 夏帆 ほか
【監督】廣木隆一
【原作】柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
【脚本】青塚美穂
【主題歌】androp「Joker」(image world)
http://www.ito-kun.jp/