現在公開中の映画『鋼の錬金術師』に、主人公エドの幼馴染であるウィンリィを好演している本田翼さん。原作のァンでもあるという彼女の、作品に対する熱い思いを取材しました。
人気コミックの実写化、もちろん不安もあった
全世界シリーズ累計7000万部超のコミック『鋼の錬金術師』の実写化は、「連載時からファンだった」という本田翼さんにも、不安があったそう。
「ファンだからこそ、演じる不安と実写化して世界観を再現できるのかという不安が、まず最初にありました。でも撮影前に、監督が錬金術のCGのデモムービーを作って見せてくださり、そのクオリティに圧倒されました。私自身やってみたい!と気持ちが高まったし、皆さんもそうだったのではないかと思います」
本田さんが演じたのは、山田涼介さん演じるエドの幼馴染み、ウィンリィ役。
「山田君も私も少年漫画好きで、年齢が近いのでハガレンを読んでた時期も同じで、すぐに意気投合しました。今作には出てこないキャラクターのキャスティングの会話で盛り上がったり。本当に幼なじみみたいな感じでした(笑)」
長年の友達から突然プロポーズ! ドラマティックな恋愛に憧れます
作品内では、幼なじみで恋人未満という関係性も気になるところ。
「理解し合っている友人から恋人になれるのは、理想ですよね。いきなり結婚とか(笑)。長年友達なんだけど突然プロポーズされて「お前の面倒見られるの、俺しかいないから」みたいな(笑)。ドラマティックな恋愛って憧れます! でも現実では、私は最初に出会ったときに、異性として意識するか友達かは決まっちゃうタイプで。素敵だなと思うと緊張して、わかりやすく黙っちゃうんですけど(笑)」
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【STORY】
幼くして天才的才能を持つエドと弟アルは、亡くなった母にもう一度会いたいと禁忌(きんき)の「人体錬成」に挑んだ。しかし、結果は失敗。“錬金術とは等価交換である──“その容赦ない鉄則は、エドの左脚と、アルの身体すべてを奪い去った。瀕死のエドは、自らの右腕と引き換えに弟の魂をなんとか引き戻し、近くにあった鎧に定着させた。多くを失ったエドだが、諦めはしなかった。アルを元の身体に戻す。そう決心し、鋼(はがね)の義肢、オートメイル(機械鎧)をつけた身で、史上最年少の国家錬金術師「鋼の錬金術師」になった。兄は、自分が巻き込んでしまった弟のために。そして弟は、命を捨てる覚悟で自分の魂を錬成してくれた兄のために。絶対の絆で結ばれた兄弟は、失った身体を取り戻すため、カギとなる伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。
『鋼の錬金術師』
【出演】山田涼介、本田翼ほか
【監督】曽利文彦
【原作】荒川弘『鋼の錬金術師』
(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス)
【脚本】曽利文彦、宮本武史
http://wwws.warnerbros.co.jp/hagarenmovie/index.html