幼い頃から女優として、ドラマや映画で活躍し続けている安達祐実さん。最近ではフォトギャラリーやインスタグラムでプライベートの一面を発信し、その可愛すぎる表情や、センスあふれる写真に新たにファンになった人も多いはず。
GINGER1月号では、大人の女性としてますます輝く安達さんに、“自分にとっての幸せ”についてインタビュー。幼いころから芸能界という特別な場所に身をおき、だからこそ生じてきた悩みも乗り越えて、今大切にしていることを語ってくれました。
さらに、今回の撮影では安達さんの夫である桑島智輝さんに撮影を依頼。桑島さんだからこそ引き出せる安達さんの自然な表情を撮影していただきました。
何を変えたらいいかわからないときは考え続けてチャンスを待つ
「20代、最初の結婚をしてから俳優としては厳しかった時期があり、ずっと悩み続けていました。子役は大成しないというジンクスもあったし、気にしていないつもりでも本当にそうなんじゃないかって不安になることもありました。自分が動かないと現状打破できないことはわかっていても、どう変えていいかわからない時期が10年くらい続いて。でも、悩みは自分で解決するしかないと思っていたので、一筋の光が見えてくるまで考え続けました。
時間はかかっても、どうやったらもうひとつ上のステージに進めるかを考え続けていれば、いつかそのチャンスはくると思っています」
私にとって幸せ=安らぎ。自分を大切にすることで心も変わった
「桑島さんと出会うまでは、自分を労わらず、今考えるとめちゃくちゃな生活をしていました。密着で撮影してもらっていたときに、“もっと自分のことを考えた方がいいですよ”って言われて(笑)。生活を見直していくうちに、美味しいものを誰かと一緒に食べることがこんなにも幸せなんだって、人生で初めて気がついたんです。それから本当にすべてが変わりました」
最近明るくなったとよく言われるという安達さん。
20代に比べて、気持ちが楽になったそう。
「20代、自分が存在する意味をずっと考えていました。でも今は主人にとって私がいる意味があれば、それでOKかなって思うようになりました。仕事に対しても、かたくなりすぎず、いい意味で力が抜けたと思います。
私にとって、幸せ=安らぎ。仕事はずっとしていたけど、そのなかで安らぎの瞬間を見つけられたら、穏やかに過ごせる気がします」
小雨が降るなかにも関わらず、終始笑顔で撮影に挑んでくれた安達さん。
今が一番楽しいと語ってくれた彼女からは、幸せオーラがあふれていました。
経験を積むことによってできることも増え、自由度が増す30代。自分を大切にし、楽しむことが幸せへの近道なのかもしれません。