GINGER12月号に登場してくれた、今をときめくイケメン俳優、菅田将暉さん。11月23日には、又吉直樹さん芥川賞受賞作品原作の映画『火花』の公開が控え、ますます注目が集まっています。 次々と新しい役柄を演じ、私たちをずっと“ドキドキ”させてくれる菅田さんが今、思うこと。GINGERに語ってくれた率直な思いをお届けします!
青い感性があるうちに、たくさん失敗したい
「自分の目の前に知らないことがあると、『まずはやってみたい』という猛烈な欲求が湧き起こるんです。で、おこがましいことにそれができないと腹が立つ。これが青い気持ちだということは自分でもわかってる。そして少しずつ失われていくものなんじゃないかという恐れもある。だからこそ今、いろんなことをやっておきたいんです。失敗は、できるうちにしておいたほうがいい。そこから得られる何かがあるはずだから」
飽くなき探求心。菅田さんの原動力は、「知りたい」「やってみたい」という好奇心に尽きるのかもしれません。
賢い女の人が好き。刺激されたいし、叱られたい
映画『火花』の監督である板尾創路さんを、「すごく愛情深い人」と表現していた菅田さん。
女性に対しては、どんな人に刺激を受け、“ドキドキ”するのかを聞いてみました。
「賢い女の人が好きです。で、叱られたい。例えば自分が注意されて、イラッとする人、しない人がいますよね。相手を受け入れているか否かの基準になると思うんですけど、この人なら仕方ないなぁ・・・としっくりくるような、賢い女性に叱られたいです(笑)」
伝えることに全力で挑む、菅田さんの最新作『火花』
映画『火花』での菅田さんの役どころは、若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、まったく芽が出ず、くすぶっているお笑い芸人。強い信念を持つ先輩芸人に憧れ、弟子入りを申し出ます。映画のなかで、菅田さんが一番共感したのは、その憧れの先輩にブチ切れたシーン。
「泣きながら叫んだ『伝えなあかんから。その努力を怠ったら、自分の面白いと思ったことがなかったことにされるから』というセリフが、印象に残っています。自分のやりたいことを貫くのか、大衆を意識するのか。ものづくりに関わる人が避けては通れない箇所でせめぎ合う、その気持ちに心が震えました」
「いい作品を作ればこそ、観てもらう努力を惜しみたくない」
そんなふうに語る菅田将暉さんの最新作『火花』は、11月23日より全国東宝系にて公開。
お楽しみに!!!
映画『火花』
11月23日(木・祝)全国東宝系公開
監督/板尾創路
原作/又吉直樹
出演/菅田将暉、桐谷健太、木村文乃
公式サイト/hibana-movie.com
©2017「火花」制作委員会