アーティストであれば、このステージでパフォーマンスをしてみたい!と願う憧れの地、東京・国立代々木競技場第一体育館で、11月20日ジャニーズJr.の人気グループ・HiHi Jets(高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)が単独公演「HiHi Jets Concert 2021~五騎当千~」を開催しました。2日間4公演で約2万5840人を動員し、すべての回がオープニングから客席はスタンディング! 2015年に結成して6年。聖地でのパフォーマンスそして彼らの飛躍についてレポートします。
尊敬する「V6」のメドレーを含む圧巻の全23曲
オープニングはローラースケートで登場した5人は自身の「HiHi Jets」からスタート。2つのステージとその間をつなぐ68.5メートル、そしてアリーナ席をぐるりと取り囲む147メートルの花道をスピーディーに所狭しと一気に駆け回るとファンのテンションもすでにマックスに。ソロの曲の後には、11月1日に解散した「V6」の「MUSIC FOR THE PEOPLE」など名曲をメロディーで披露。
結成以来、ローラースケートを履いて踊るパフォーマンスが評価され、メンバーそれぞれがSexy Zoneらのバックとして数々のステージを経験。そのキャリアを生かしたステージは「V6さんの曲をローラースケートを履いて踊る…といった新しい見せ方で僕たちらしさを混ぜました。ここから僕たちの時代を切り開いていきたい」とリーダーの井上瑞稀。最後には新曲「FRONT LINE」を初披露して「最前線という意味の通り、ジャニーズJr.ではなくジャニーズとして最前線に行きたい」と宣言。
MCの途中では今回のコンサートの模様がDVD化が決定。さらに12月からJNNネットワーク5局キャンペーン「HiHi FUTURE project」がスタートし、地方局に出演しながら地元ならではのSDGs活動や取り組みを体験し、紹介していくことを報告。さらにキャンペーンソング「STEP by STEP~あしたのにおい」も担当するそう。そして5人初主演ドラマが来年には放送決定。“青春”“成長”“成敗”をテーマに、それぞれのキャラクターに合わせたオリジナル設定だとか。デビュー前にもかかわらず多彩なステージパフォーマンスそして「はふ」(ファンの名称)との親密感を直に感じると…これからの活躍を期待せずにはいられません。