確かなキャリアを積み重ね、高い演技力で実力派人気女優の道を歩む、板谷由夏さん。実は女優業でだけでなく、情報番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)ではキャスターとして伝える仕事に挑戦し、自身のブランド「SINME(シンメ)」を立ち上げてからはブランドディレクターの顔を持っています。一方プライベートでは、妻として、母としても奮闘中。多忙な日々を送る板谷さんの、仕事を楽しむコツに迫りました!
目の前のことを、楽しくこなしているだけ
「綿密に計画を立てて生きるタイプでもないので、声をかけていただいたことに対して、好奇心がムズムズと動くものをすべて受けてきただけなんです。ありがたいことにいろんなご縁があって、さまざまな仕事に関わるようになりました」
すべてに全力投球。そんな板谷さんのバイタリティの源は、何事も楽しむ気持ちだと言います。
「私はシンプルに楽しいことが好きなんです。仕事が好きなのも、楽しいから。それに私の場合は、女優という演じる仕事が柱で、ほかの仕事もどんな経験も、すべてお芝居の糧になる。無駄なことがひとつもないんです。だったら・・・と始めたあんな仕事こんな仕事に、すっかりハマってしまいました(笑)」
小さなことにたっぷり愛を注いで
何気ない日常を、ありのままに綴ったインスタグラムでは、板谷さんが一瞬一瞬を体全体で楽しんでいる様子がよくわかります。自然と触れ合い、家族と過ごし、最近はたまに手に入るひとりの時間もしっかり満喫するという、板谷さんらしい贅沢。
「好きな人たちとご飯を食べるとか、子供たちと思いきり遊ぶとか、日常の小さなことに愛を注いでいます。それがストレス発散でもあり、エネルギーチャージの方法でもあるんです」
来年4月、また新しい挑戦を楽しむ
2018年4月に公演予定の『PHOTOGRAPH51』は、板谷さんにとっての初舞台。研究に人生のすべてを捧げた女性科学者を演じます。仕事に没頭する喜びを心から味わいたい、と今からワクワクしているそう。
「緊張感を持ちながらも、自分の演技の振れ幅と自由度がマックスになり、周囲との調和も取れて、すべてがバチッとハマる瞬間があるんです。集中とリラックスの共存。まるで神様が降りてきたような名シーンに仕上がる奇跡。役者冥利に尽きますね。そんな幸福を体感するべく、初心に返って舞台に臨むつもりです!」
トラブルや困難も、ポジティブに考えれば楽しいことになり得る。
すべてに熱く、すべてを楽しむ――板谷由夏さんのように、自分らしくハッピーな生き方を目標にしたいですね。