抜群のセンスと明るいキャラクターで、GINGERをはじめとする女性誌や美容誌はもちろん、モデルやタレントさんからも引っ張りだこな人気ヘア&メイクアップアーティスト木部明美さん。今回の連載「木部明美のおとなメイク実験室(キベラボ)」は、夏メイクをご紹介します。
太陽の下で弾ける!ビタミンカラーメイク
木部さんの今季イチ推しの夏カラーが、イエロー。一見抵抗感のあるカラーですが、つけると意外と透明感が出るうえ、イエローベースの肌が多い日本人には肌なじみがよく、実はすごく使えるカラーなのだとか。
なかでもおすすめが、イエローのシャドウ×オレンジラインで作るビタミンカラーメイク。ポイントは、イエローシャドウのカラー選び。あまりヴィヴィッド過ぎず、からし色っぽい方が肌なじみが良くなって浮かないそう。パール入りでもマットでも、好みの質感でOK。簡単に洒落顔になれる王道のコンビなので、ぜひマスターして!
このメイクの使用アイテム
How to Make-up
1. イエローシャドウを上下まぶたに塗る
パレットの下段中央のからし色を使用。アイシャドウはまぶた全体に入れないのがポイント。上まぶたはアイホールよりやや広め、目尻よりにオン。下まぶた目尻1/3にも入れます。
2. シャドウライナーを上目尻1/3に入れる
オレンジラインは、上段一番右のパウダータイプのアイシャドウをブラシでシャドウライナーとして目尻のみに入れます。アイライナーを使っても良いけど、使用する場合はリキッドでなくペンシルをチョイスして。ボテッと感が洒落感を出すポイント。
3. 下まぶたにラメのうるみシャドウをオン
目の下にラメシャドウを入れることで、うるっとキラッとさせます。パレット下段、左から2番目のゴールドラメを、目尻のイエローシャドウまでの目頭から2/3にオン。目元にうるみ感が出て可愛い雰囲気に。少し落ち着いたカラーのラメを選ぶと、浮き過ぎなくてGOOD。
4. ブラウンのインラインで目元を引き締め
ブラウンで上まぶたにインラインを入れて。目元が明るい色ばかりなので、隠しラインを入れることで目元が引き締まって見えます。
5. ネイビーマスカラで抜け感を出す
マスカラはネイビーで軽さを出します。黒だと重すぎるので、ブラウンかネイビーがおすすめ。ネイビーは、夏っぽくて洒落感が出るし、ブラウンより目元がボケて見えないのもいい。
6. チークはポンポンと軽くのせる
チークはパーリーなピンクオレンジを。マットよりキラッとした方が、カジュアルな中に華やかさを演出できます。ムラづきっぽく、ポンポンと軽くのせるのがポイント。わざとキレイにし過ぎない方が今ドキでおしゃれに。
7. リップは直塗りして指でなじませる
口元は同系色の方が相性良いので、オレンジ系のマットリップをセレクト。唇に直塗りした後、指で輪郭をぼかしてなじませて。
完成!
夏の太陽に映える、ヘルシーでおしゃれなビタミンカラーのメイクが完成。カジュアルな雰囲気のなかにも華やかさがあるのは、キラッとうるっとした目元のおかげ。人とは一歩差のつく、大人のビタミンメイクに。
いかがでしたか?
ヘルシーなビタミンカラーのメイクで、夏おしゃれを存分に楽しみましょう。
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