「ファッションはもっと自由に!」
そんなポリシーを抱くスタイリスト長澤さんがモード・コンサバなおしゃれをナビゲート。
今回お届けするハイファッションは、この秋、新たに「NEO CLASSIC」バッグが登場し、ますます盛り上がりを見せるバレンシアガ。今っぽさとリアリティをひも解きます!
クラシカルな品格のなかに独特の色を効かせて
端正なシャツに千鳥格子スカートというコンサバな組み合わせを、重ねたターコイズレギンスで大胆に裏切ってみる! シャツとスカートのツイスト&アシンメトリーデザインも秀逸です。
バレンシアガらしい、挑戦を感じるデニムルック
「UPSIDE DOWN」という名前のとおり、後ろの裾にも襟のディティールを施した逆さまデザインのデニムジャケット。話題のバッグ「NEOCLASSIC CITY L」を合わせて。
ジェンダーレスを象徴したボクシーセットアップ
オーバーサイズに着こなすボクシーシルエットのセットアップは、マニッシュなピンストライプ柄がスタイリッシュなムードを助長。このストライプに、小文字の「balenciaga」ロゴが使われているという遊びゴコロも素敵!
モードのなかの“リアル”を感じて
「もともとはオートクチュールから始まったブランドだけに、エレガントという核を持つバレンシアガ。そこにカジュアルやストリートなどのさまざまな要素が加わり、着る人によって表現が変わるのが面白い。だからこそ、いろんな人に受け入れられるのも特徴だと思います。モードのなかの“リアル”を感じながら、バレンシアガの世界を存分に味わってみてください」(長澤さん)
長澤実香(ながさわみか)
1974年生まれ、北海道出身。雑誌・広告のスタイリングのほか、ベビー服ブランド「Hijiki.」も手がける。モノの背景に宿るストーリーや、まとう女性像からスタイルを提案。モデルや女優からの支持も厚い。