“男は単純な生き物である”という定説は、ある部分で事実なのですが、もうひとつ忘れてはいけないことがあります。それは、“男はナイーブな生き物である”ということ。それは言葉のやり取りなどのソフト面だけではなく、女性のおしゃれに関しても当てはまるらしい。
まさか、そんなとろこまでいちいち見ていないよね、などと、男の目を甘く見るなかれ。女子がそうとは気づかずに、実は男子にチェックされて、がっかりだよと思われがちな“NGポイント”をまとめてみました。心当たりのある方、ご注意ください(笑)。
スカートの後ろがシワシワ問題
「彼女の後ろについてエスカレーターに乗ったとき、スカートの後ろのグチャグチャした複雑なシワを見て驚いた・・・」(外資系バンク勤務・33歳男性)というコメントを聞くと、だってデスクに座って仕事しているんだから仕方ないでしょ~と言い訳をしたくもなりますが・・・。
しかし電車内などで周りの女子の行動を客観的に見てみると、座席に座る瞬間の「ササッと ひと撫で(筆者注 : スカートのお尻部分を撫でつけながら座ること)」を怠って、どかりと座り込む人が大多数。スカートから“くしゃり”と哀れな音が聞こえるかのようです。
この「ササッとひと撫で」があるかないかで、シワくちゃ感の半分は防げます。仕草としても上品で、好印象。合コン的な飲み会、映画館やドライブデート、雰囲気のいいレストランやバーなど、“お座り”シーンの多いシチュエーションでは特に、立ち居振る舞いは慎重に。パウダールームの全身鏡で、自分の後ろ姿をチェックする習慣もつけましょう。
そしてもちろん、こまめにアイロンをかけるべし。お出掛け前にスチームをシューッとかけて、シワくちゃ問題をリセット。これ、モテる女の常識!
余計な“肉感”問題
ブラのサイズが合っていないせいで→背中部分にブラからハミ出した小肉トレンドのウエストインで→こんもりと盛り上がってしまったお腹肉
スキニーパンツをはいて→お尻の下にもこもこ感・・・ぜんぶ、男子は見ています(きゃー)。
矢印(→)より前の原因となる部分は、男子には思いも馳せぬことですから、とにかく女子たちは、余計な“肉感”を彼に見せないように心をくだかねばなりません。
「女らしい丸みを感じさせる肉感は、ウエルカム。でも、贅肉感は勘弁してほしいですね」(メーカー勤務・29歳男性)—— そ、そりゃそうですよね。女子だって、そこは見せたくないんです!
贅肉を寄せ集めてバストに仕立ててくれるブラ選び、ウエストインするならトップスにボリューム感を出す着こなしでふんわり隠し、後ろ下がりなトップスでヒップ隠し・・・。カバーするテクニックをしっかり駆使して、贅肉を感じさせない女を目指しましょう!
ヒールのかかとが汚い問題
いつの間にかヒールに汚れが・・・、いつの間にかヒールがすり減って歩くたびにカンカンと音を発している・・・、いつの間にかどこかにぶつけてヒールがキズだらけ・・・。でもそれは、いつの間にかしっかりと人の目にさらされて、あなたに“だらしのない女”のレッテルが貼られてしまいます。
「ツメの先までキレイにしている子の、靴が汚くてびびった」(代理店勤務・28歳男性)というコメントは、耳に痛し。ヒールのかかと問題は、誰にでも心当たりがあるようなありがちなNG。毎朝、出勤前の玄関で、靴を360℃チェックすることを習慣に。 問題ありな靴は、きちんとこまめに修理しましょう。
些細なことといえば、些細なこと。でも、これらの小さなマイナス印象が引き起こすがっかり感は、男性陣に言わせると「けっこう大きい」らしいです。しかもどれも“ちょっと気をつけておけば”避けられたはずのNGポイント。この“あと少し“が、モテる or モテない を左右するならば、やっぱりもうちょっと頑張っておきませんか?