プロの先生たちと一緒に料理をしながら、英会話も学んでいく山田優さんの連載「Yu’s English Kitchen」。すべて英語で掲載したGINGER本誌の内容を、日本語訳でお届けします。今回は、日本におけるジョエル・ロブションの総料理長を務めるミカエル・ミカエリディスさんに、前菜の作り方を教えていただきました!
本日のメニュー:新鮮なトマトを使ったジョエル・ロブション流冷たい前菜
Michaël Gazpacho is chilled, raw tomato and vegetable soup from Andalusia, Spain. It’s one of my absolute favorite, especially at this time of the year. I think you’re going to love it!
(ガスパチョは、スペインのアンダルシア地方に伝わるトマトと野菜の冷製スープです。特に暑い今の季節は、私のお気に入りアペタイザーの一つです。きっと気に入ってもらえると思いますよ)
Yu Really? My impression is that it's something you eat at a restaurant. So, I’m looking forward to learning how to cook it.
(そうなんですね! 私の印象では、レストランで食べるものだと思っていました。作り方を教えていただくのが楽しみです)
Michaël It’s so fresh and cool, and the summery flavors are just out of this world!
(とてもフレッシュで涼しげで、夏らしい味わいが本当に美味しいです!)
Yu It’s great to have it in the fridge for lunch, a snack, as an appetizer, or for dinner. Also it’s easy to prepare it! It only takes about 15 minutes to combined together. Now that’s my kind of recipe!
(冷蔵庫に入れておけば、ランチにも、おやつにも、前菜にも、夕食にも使えそう! 調理時間が15分ほどしかかからないのもうれしい。これぞ、私の理想のレシピ)
Michaël Exactly!
(その通りです!)
レシピ1:ガスパチョ
●材料
A
トマト 300g
赤パプリカ 25g
きゅうり 12g
グルテンフリーのパン 17g
にんにく 2g
オリーブオイル(エクストラバージン) 12g
シェリービネガー 4g
塩(ゲランドの塩) 3g
B
チェリーピューレ 300g
タバスコ 適量
塩 適量
ハイビスカスティー 50cc
〈トッピング〉
ピスタチオ 3つまみ
グルテンフリーのクルトン 3つ
バジルの芽 適量
バジルオイル 適量
●作り方
1. Aの材料をマリネし、一晩(12時間程度)冷蔵庫で寝かせる。
2. 1で一晩寝かせたマリネをミキサーにかける。
3. 全体が滑らかになったら、濾す。Bを加え、混ぜる。
4. お好みでトッピングし完成。
レシピ2:タルト
●材料
春巻きの皮 2枚
澄ましバター 適量
A
アボカド 1/2個
刻みパールオニオン 小さじ1
刻み赤唐辛子(生) 小さじ1/2
塩・オリーブオイル・ライム果汁 適量
B
ミニトマト 6個
アボカド(5mm角カット) 10個ほど
アーモンド(スライス) 10枚ほど(3粒程度)
バジルの芽 適量
シソの芽(あれば) 適量
塩・オリーブオイル・胡椒 少々
●作り方
1. 春巻きの皮に澄ましバターを塗り、2枚重ねてタルト生地を作る。
2. 1を型抜きし、180℃のオーブンで約10分焼き上げる。
※焼き上げる際に重しをのせて焼くと、平たくきれいに焼けます。
3. Aの材料をカットし混ぜ合わせ、アボカドクリームを作る。
4. 2に3を大さじ2ほど塗る
5. Bの材料をカットし、トッピングして完成。
Michaël Michaelidis(ミカエル・ミカエリディス)
日本におけるジョエル・ロブションの総料理長を務める。世界各国の著名なレストランで経験を積んだ後、2012年にジョエル・ロブション氏のチームに参加。
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