「あるある!」と共感。同性に悩みを相談されたときの正しい対処法とは

女芸人 紺野ぶるまさんによる女観察エッセイ「奥歯に女が詰まってる」。GINGER世代のぶるまさんが、独自の視点で、世の女たちの生き様を観察します。

第22回 やたらと相談する女

人の相談に乗っていたら、気がついたら本人よりも自分が悩んでた・・・!という女友達、結構見かけます。

大事な友人の相談にはなるべく親身になりたいですが、何をアドバイスしても、「でも・・・」と却下されることに疲れるのはもちろん、元カレがしつこいという話を散々聞いていたのに、知らぬ間に復縁していた!

とか

女友達の愚痴を散々聞いてやっていたのに、インスタを見たらその子とめちゃくちゃ仲良さそうにしていた! なんだったんだ!

とか

不倫をしている友達を必死に止めようと説得していたら、裏で「あいつは何もわかってない」とまさかの陰口を言われていた・・・!

などなど。

相談してきたときはものすごい熱量だったのに、数日後には本人は忘れていて、こちらだけが、その後の展開が気になっているなんていうことも多々あります。

責任感が強く優しい女性に限って、心配で放っておけない・・・!と背負い、自分の肩が重くなってしまう現象、いわゆる「もらってしまう」ことが多いみたいですが、本来そんなに気負う必要はないのです。

なぜなら、こういう女は、警察の聞き込み調査の如く、手当たり次第の人に相談している可能性が高いからです。

相談の電話を切ったあと、すぐ違う友人に電話をかけて、全く同じ話をしていることも大いにあり得ます。

相談された側はそんなこととはつゆ知らず、「自分がなんとかしなければ・・・!」と抱えてしまうのです。

会ったこともない登場人物の思考回路を想像したり、その男に直接会って自分が話しをつけようなんて考えたりしますが、誰もそこまで期待していません。

ましてやこの問題のために悩んで欲しいとは思っていないのです。

それこそ、聞き込み調査中にたまたま通りすがった人に「何か有益な情報知りませんか」と声をかけたくらいのことかもしれません。

何もできないもどかしさに耐えきれず、その事故現場にいき、勝手に指紋や痕跡を調べ、聞き込み調査をしたって解決する訳がありません。

他人の事件に勝手に首を突っ込み、解決まで導けるのは漫画の世界だけなのです。

協力したことを感謝されず、腹を立てるくらいなら、刑事さんにも女友達にも「解決することを願っています」と優しい言葉をかけるくらいがお互いにとって丁度いいのかもしれません。

最後に、
女友達の相談とかけまして、
一人だと勉強をしない困った人と解きます。

その心はどちらも
共感(教官)が欲しいだけだったりするでしょう。

今日も女たちに幸せが訪れますように。 

文/紺野ぶるま

紺野ぶるま
ナビゲーター
紺野ぶるま
1986年9月30日生まれ。松竹芸能所属。「R-1ぐらんぷり」や「女芸人NO.1決定戦 THE W」で女芸人NO.1決定戦THE W」で2017年、2018年、2019年3年連続ファイナリストに進出するなど、今注目の女芸人。特技は大人のなぞかけ。紺野ぶるま10周年記念単独ライブ「新妻、お貸しします。‐ぽっきし税抜き 3,000円‐」DVD、初の著書『下ネタ論』( 竹書房 )が好評発売中。
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