好奇心に突き動かされて、変化を面白がる——。石原さとみさんは立ち止まることなく、自分の手で舵を切り、人生をデザインしていく女性。いつだって貪欲に進化し続けるさとみさんの“今”を見逃さないように、目をこらして注目していきましょう!
今回は、私たちの“石原さとみ推し”の理由をご本人にぶつけたインタビュー。さとみさんのアンサーコメントにも、彼女の魅力がたっぷりと詰まっていました。
推し理由① 「バランス感覚がいい」
「私、バランス感覚いいですか? 自分ではわからないかも(笑)。でも人の心を知ることができる人間になりたいといつも思っています。初対面でも、知りたいのは相手の人生観や生き方、大切にしているものについて。私の友達は年齢も職業も、男女も関係なくて、 改めて振り返ってみると“偏り”がまったくないんです。 自然と得るものの幅も広くなっていきましたね。
仕事とプライベートの時間配分も大切で、どんなに忙しくても友達に会う時間を捻出します。ひとりでいることのほうがストレスになるから、人に会うことで心のバランスを取っているのかもしれません。
『役者は私生活を削るから幸せになれない』なんて言われることもありますが、どちらか一方ではなく、私は仕事も人生もちゃんと幸せを感じられる生き方を模索したいと思っています」
推し理由② 「笑顔がとにかく可愛い!」
「笑顔が持つパワーって計り知れないですよね。以前、ドラマの撮影で心身ともに疲弊している時期に、偶然にも大好きな松たか子さんと同じエレベーターに乗り合わせたことがあったんです。早朝だったのですが、先に降りていかれるときに、ニコッと笑って『頑張ってね! 応援してるから』と颯爽とひと言。もう、その笑顔だけで疲れが吹っ飛んで、朝からすごい元気をもらえた経験をしました。
私も誰かの笑顔によって励まされているのだから、私の笑顔で誰かを励ますことができるかもしれないし、笑顔にしたい人たちがいることにも改めて気付けました」
推し理由③ 「向上心旺盛なイメージ」
「何でも原点を知りたくなってしまう性格です。実は先日も“知りたい”が高じて、サントリーの工場見学へ。『金麦』のCM撮影のときに『なぜ金麦はこんなに美味しいの?』と知識欲が刺激されてしまい、完全プライベートで訪問することになったんです。
醸造家の方にたくさん質問をさせていただいて、そこで得た知識は友人たちにドヤ顔で披露しました(笑)。
『努力は夢中に勝てない』という言葉が好きなんですが、努力は“しなきゃいけない”ものだけど、好きで夢中になっている時間はひたすら楽しいだけ。そんなふうに考えると、私の好奇心や知識欲は、努力ではなくて“夢中”の部類なんです」
会うたびに、以前とは違った“進化”を感じさせる石原さとみさん。私たちが彼女の生き方に惹きつけられてしまうのは、成熟しているように見える現在も、彼女にとっては“通過点”に過ぎないから・・・なのかもしれません!
石原さとみ(いしはらさとみ)
1986年12月24日生まれ、東京都出身。2003年、映画『わたしのグランパ』で女優デビュー。その後、数々の話題作に出演。主演ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(毎週木曜夜10時〜フジテレビ系)が放送。病院薬剤師が日々患者のために陰ながら奮闘する姿を描くヒューマンドラマとなっている。