ポイントはたった2つ!アナウンサーが教える次につながる食事会の会話術

職場でも家庭でも、自分の居場所を心地よくするためのキーポイントとなる言葉選び。“言葉”を仕事にするアナウンサーの八木早希さんに、大人の女性なら身につけておきたい言葉の選び方や、コミュニケーションのコツをナビゲートしていただく連載「言葉は女の武器になる!」。今回は、食事会で良い印象を与える会話術について伺いました。

相手との相関図をちゃんと把握する

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初めての人も交えた食事会での会話はとても気を遣いますよね。ビジネスでの会食やプライベートな食事会、どちらにしても、食事の大事な目的は、お互いを知り、親睦を深めること。ここでは、次に繋(つな)がるよう良い印象を与える会話術をお伝えします!

まず、その場にいる人のお互いの関係、そして、こちらとの関係、相関図をちゃんと把握すると、その後の会話がしやすくなります。

「これ聞いていいのかな」「この方は誰だろう」のままでは建設的な話ができません。この最初のタイミングを逃すと後々「今更聞けない」ことになり、もっと萎縮してしまう結果になりますので、初対面では、まずその場の人の相関図とどのような関係か、ちゃんと描けるように質問していきましょう。

「おふたりのお付き合いは長いのですか」
「今部署ではどれくらい一緒にお仕事をされているのですか?」
「プライベートでも会われたりしますか?」など。

上下関係が厳しく緊張している仲なのか、公私ともに親しく無礼講でいける仲なのか、立場上後輩だけど年齢は上で対等な立場にあるかなど、関係を知ることで積極的に会話の糸口を見つけられるのではないでしょうか。

中心から一番遠い人を巻き込む

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その場の中心になる人ばかり見ずに、中心から一番遠い人、席順が端で会話の輪に入りにくい人、業界外で専門用語がわからない人、若手だったり、付き人だったり、立場上中心から遠い人に気配りが出来ると、会食全体の雰囲気が明るくなります。

「現場としては別の大変さがあるのではないですか?」
「良い先輩を持ちましたね。若手としてもやりがいがあるのでは?」
「端の席でお話が聞き取りにくいですよね。今のは○○こういうお話でした」

また、業界外の畑違いの方や話について行けない人をフォローするのも良い役割です。

「業界話になって申し訳ありません。我々に業界では○○が一般的なのです」
「専門用語がわかりにくいですよね。○○という事です」
「業界内にいると見えにくいことも多くて。今お話聞いてみていかがですか?」

「良い印象」というと、どんな話をするか、どのように聞くかに重点を置きがちですが、場の潤滑油のような立ち回りで、人と人を繋げる橋渡しができるのも良い印象に繋がるかと思います!

文/八木早希
撮影(TOP写真)/中西真基
ヘア&メイク(TOP写真)/吉田彩華(VAN COUNCIL EBISU)


八木早希/フリーアナウンサー
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八木早希/フリーアナウンサー
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年毎日放送入社しアナウンサーに。2011年フリーへ転身し、日本テレビ「NEWS ZERO」キャスターを3年間務めた。大勢の政治家、著名人、ハリウッド俳優らへインタビューなど国内外の取材経験も多数。現在は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」の司会を務めるほか、コミュニケーション等に関する講演活動も行っている。
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