女王様ペースがちょうどいい⁉アナウンサーが教える信頼される女性の条件

職場でも家庭でも、自分の居場所を心地よくするためのキーポイントとなる言葉選び。“言葉”を仕事にするアナウンサーの八木早希さんに、大人の女性なら身につけておきたい言葉の選び方や、コミュニケーションのコツをナビゲートしていただく連載「言葉は女の武器になる!」。 
今回は、大人の女性が身につけたいゆったり落ち着いた印象を与える方法について教えていただきました!

信頼される女性になるために

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間を制する女が仕事を制す。なんて大袈裟に聞こえるかもしれませんが、どんな職種でも「落ちつていて」「安定感があって」「信頼できそうな」女性がいて、憧れますよね。

そのような女性は何が違うのでしょうか?

ずばり「間(ま)」です。

真剣に働き、努力を重ねてきた人が得られる、的確で、相手に居心地の良さを与える「間」ですが、ちょっとした心持ちで、同じような印象を与える事が
できます。プレゼンや面接前の特効薬として参考にしてみて下さい。

とにかく第一印象を大切に!

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アナウンサーの場合、司会などで大勢の観客の前に登場する時、舞台袖からステージ中央まで移動して、開会の辞と自己紹介をして、最初の拍手を頂くまでが勝負です。

第一印象を決めるこのくだりをしっかりキメれば、そのあと多少言い間違えたり失敗しても大きな傷にはなりません。

一方で、観客の視線に耐えられず、または、自分の第一声を待ってもらっている事に遠慮して、慌てて登場して、間を置かずにすぐに話し始める時があります。

この場合、往々にして早口になる事が多いので、観客には「落ち着きがない」「緊張しているのかな?」など何かしらあまりポジティブでない印象をたれることが多いのです。

初めの印象が「頼りない」「落ち着きがない」だと、その後の失敗の度に「やっぱり頼りない」「やっぱり落ち着きがない」「やっぱり失敗した」と良くない印象に念が押されていく一方なのです。

この印象から抜け出すのは大変ですので、とにかく「第一印象」を大事にして下さい。

では、落ち着いた、信頼感のある雰囲気を出すにはどうしたら良いでしょうか?

自分の「間」に付き合ってもらう

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スピーチやプレゼンでステージ上やマイクの前まで行くのに、とにかく「ゆっくり」。ゆっくり過ぎるくらい、ゆっくり歩いて下さい。

女王様や王族、位の高い人をイメージして、自分のペースに周りを合わせさせてみて下さい。勇気のいる事ですが、「ゆったり」に慣れて、自分でも落ち着いていくのを感じると思います。

定位置に着いても、まだ話さないで。

プレゼン資料があるなら、丁寧に手元資料の最終確認をしたり、お水の用意があるなら、グラスに水を注いで一口飲んでみたり、もう少し女王ペースを続けて!

やっと観客を見たと思ったら、一度会場をゆっくり見渡して、用意が出来たら笑顔になって、そして、話し始めます。

女王が過ぎる!と思ったあなた、意外と大した時間ではありません。間が自分で思っているほど長くないのです。

これらの「ゆったり」が落ち着きのある印象を作り、自分でも落ち着くので、やるべき事がしっかり出来るようになると思います。

「こうしておけばよかった」「緊張してし忘れた」など後悔や失敗がないように、その時しかない瞬間を大事にしましょう。

このような本番を重ねる事が、30代、40代になった時の自信と信頼に繋(つな)がっていくと思います!

新年号を迎えた今、新しい気持ちで前向きに頑張りましょう!

文/八木早希
撮影(TOP写真)/中西真基
ヘア&メイク(TOP写真)/吉田彩華(VAN COUNCIL EBISU)


八木早希/フリーアナウンサー
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八木早希/フリーアナウンサー
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年毎日放送入社しアナウンサーに。2011年フリーへ転身し、日本テレビ「NEWS ZERO」キャスターを3年間務めた。大勢の政治家、著名人、ハリウッド俳優らへインタビューなど国内外の取材経験も多数。現在は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」の司会を務めるほか、コミュニケーション等に関する講演活動も行っている。
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