人の心を開く、共感力をつけるには?/言葉は女の武器になる!

真新しい年が明けました。
より理想的な自分を目指して、何か新しい事を始めようという人も多いのではないでしょうか。 理想のボディを目指してエクササイズ、ずっと気になっていたペン習字で美字活、今年こそ朝活で英会話など、自分をアップデートするには絶好のタイミングですよね。
それに合わせて、普段使いの「言葉」もアップデートするのはいかがでしょうか?
なに気なく使っているその言葉、その言い方、いつの間にか、使用期限が切れているかも知れませんよ。職場でも、プライベートでも、ひとりでできることには限界があります。理想の自己実現にこそ周りの理解や助けが必要です。
新年の今こそ、普段の言葉遣いの見直しを。キーワードは「共感力」です。

「やばい」「かわいい」をやめる

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ニュアンスも感動も簡単に通じてしまう言葉ですが、あくまで女子同士、もしくは、仲間内でしか共感し合えない言葉です。
幅広い世代と人生経験者がいる社会では「使用期限切れ」を迎えていませんか?職場など大人と話す時に使用期限の切れた言葉使いを続けるのは「まだあの頃のままで生きている」と露呈し、同時に、周りに無言の違和感も与えている恐れがあります。

共感され信頼される人になるには、このふたつの言葉をやめてみるところから始めるのはいかがでしょうか? きっと、大人の女性に相応しい代わりの言葉が見つかるはずです。

「共感される」には、まず「共感する」

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聞き手として、相手に心を開いてもらうのが一番大事なアナウンサーという仕事。前回のコラムでもお伝えしましたが、真正面から相手を否定する「でも」という言葉は選びません。共感するどころか、その対極にあるといってもいい、コミュニケーションを途切らせるネガティブワードです。

それと同じくらい、話し手の気分を萎えさせるのが「切り替え」です
相手の話に共感して「私も」と自分の話で受けがちですが、話を切り替えられたと思われているかもしれません。

やはり「共感を伝える一言」がまず必要だと思います。「いいですね」「充実した時間でしたね」「大変でしたね」など。
こちらの共感エピソードを話すなら、その一言の後に「私も同じような経験があります」と続く方が、相手に寄り添っている印象です。その気持ちを大事にすれば、「しんどい」「痛い」という人に対して「頑張れ」「大丈夫」と、切り替えさなくなるのではないでしょうか。
寄り添える言葉が自然に出るようになると思います。

共感することを大事にしている人に、周りは自然と共感してくれるでしょう。
気持ちよく共感してくれる聞き手に、人は心を開きます。ただし、ちゃんと気持ちを添えること。

そんな「共感力」を備えた女性にアップデートする2018年はいかがでしょうか。

文/八木早希


八木早希/フリーアナウンサー
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八木早希/フリーアナウンサー
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年毎日放送入社しアナウンサーに。2011年フリーへ転身し、日本テレビ「NEWS ZERO」キャスターを3年間務めた。大勢の政治家、著名人、ハリウッド俳優らへインタビューなど国内外の取材経験も多数。現在は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」の司会を務めるほか、コミュニケーション等に関する講演活動も行っている。
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