会議で発言できるようになるためには?このフレーズを使えば解決!

職場でも家庭でも、自分の居場所を心地よくするためのキーポイントとなる言葉選び。“言葉”を仕事にするアナウンサーの八木早希さんに、大人の女性なら身につけておきたい言葉の選び方や、コミュニケーションのコツをナビゲートしていただく連載「言葉は女の武器になる!」。   


今回は大勢で話す時の間の取り方や発言するタイミングについてレクチャー。 会議など、ある程度の人数いる状況のなか、場の空気を乱さず、発言するタイミングや間の取り方が上手い会話術をお伝えします。

とにかく発言しよう!の心構えで臨む 

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学校の授業でも、会社に入っても、集団の中で発言するのはなかなか勇気がいることですが、「当てられてたら話してもいいけど・・・」という受身な姿勢は、現代の職場では必要のないこと。

会議の第一目的は「より良いアイデアのために皆で話し合おう」ということなので、チームの一員として、話し合いの中で感想を持つのは当たり前、意見するは自然なことです。

まずは臆することなく、会議の当事者として「自分事」の心算でいましょう。このマインドセットだけでも、会議中の参加意識が変わり、発言内容にも説得力が増します。

まだ年功序列の古風な会社ならば・・・

「僭越ながら発言させて頂くと」
「若輩者で恐れ入りますが」
「まだ新入りで発言する立場にありませんが」

などと前置きすると受け入れられやすいでしょう。

発言するベストタイミングとは?

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会議をリードする立場になければ、まずは、ただただ聞きましょう。
発言者のそれぞれの立場、意見の相違点、それぞれが大事にしたいことは何か、会議の中の人の相関図がわかるまでは黙っておくのが鉄則。考えなしにやみくもに発言すればいいというわけではありません。

相関図が描けたら、噛み合わないポイントや解決すべきポイント、向かうべき目標など、会議のポイントが見えてくるでしょう。
そのポイントが俯瞰(ふかん)して見えるようになれば、質問や提言も的確にできるはず。

的外れな発言が怖いなら、以上のポイントが見えるようにメモを取り、疑問点や確認したいことも漏らさずメモすれば、いざ発言する時の道標になるのではないでしょうか。

発言の言葉選びは簡単!

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「私はこう思います!」というのはなかなか勇気がいります。ですが、発言の責任を全面的に負わなくても良いのではないでしょうか。「私」以外の矢面を作って発言すると、客観的で冷静に聞こえます。

例えば・・・

「新人ながらの率直な疑問ですが」
「ユーザーの立場からすると」
「カウンターパートの事情を踏まえると」
「現場に立つ者としての意見ですが」

実際に経験があり、実感がある発言は説得力が増します。他にも・・・

「以前現場に立った時の反省点は」
「当時想定外だったこととして」
「相手方の印象は」

「私」が発言することに臆せず、「私の立場」として、案件をより良いものにするためにという「役割」背負って発言するのは職場としても大歓迎のはずです。

さぁ、勇気を持って! 今日からの会議でさっそく取り入れてみてください。

文/八木早希

〈TOP写真〉
撮影/中西真基
ヘア&メイク/吉田彩華(VAN COUNCIL EBISU)

八木早希/フリーアナウンサー
ナビゲーター
八木早希/フリーアナウンサー
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年毎日放送入社しアナウンサーに。2011年フリーへ転身し、日本テレビ「NEWS ZERO」キャスターを3年間務めた。大勢の政治家、著名人、ハリウッド俳優らへインタビューなど国内外の取材経験も多数。現在は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」の司会を務めるほか、コミュニケーション等に関する講演活動も行っている。
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