【Women be Ambitious!】長屋なぎささんに聞く!  vol.2「心地よく働くための心得」

ショップスタッフ、プレスと会社員経験を経て、現在フリーランスのライフスタイルプランナーとして活躍する長屋さん。長屋さんの連載第2回目は、さまざまな環境で働いてきた彼女に聞いた、心地よく働くための考え方。人と関わることの多い仕事だからこそ、大切にしていることを語ってくれました。

撮影/長谷川梓
取材・文/GINGERweb取材班  

自分だったら?と置き換えて考える

――ショップスタッフ、プレス、そしてライフスタイルプランナーとキャリアシフトされていますが、どれも人と接する機会の多いお仕事かと思います。環境は違っても心地よく仕事をするために心がけていることはありますか?

「私は自分が心地よく働くためではなく、人が自分と働いて心地いいかどうかをまず考えます。ものの頼み方とか、雰囲気作りもそうですけど、人にとって自分が心地いい人でいよう、と。いい空気感があれば、結果的に自分も心地よく働けると思います」

――なるほど。まずは自分の態度から見直すことは大切ですね。

「フリーランスになり、会社という看板がなくなってよく思うのが、私は一緒に仕事をする人を選べるし、人も私を選びます。自分のやっていることに自信がない人に対して仕事を頼みたいかといったら、私は思わない。自分の仕事を大切に思って、思いを込めてやっている人と仕事がしたいと思うので、自分自身、そういう態度で仕事と向き合っていきたいと思っています。
ご経験がある方も多いと思いますが、取引先との打ち合わせや、電話でのやりとりなどさまざまな場面で、この人と一緒に仕事がしたいって思うことありませんか? どんなときもそう思われる人になるのが目標です。
そのためには、すごく基本的なことですけど、挨拶をしっかりするとか、笑顔で楽しそうにしていることが大事。私は何事もまず自分に置き換えて考えるクセがあるのですが、自分だったらどういう人の方が話しかけやすいかな?とか、一緒に仕事がしたいかな?と考えて行動することを心がけています」

せっかく選んだ道、楽しまないと損!

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――そんななかでも自分ではどうにもできないことや、毎日苦手な人と接しなければならないこともあると思います。そんな人との向き合い方はどうされていますか?

「自分とはマッチしないなぁと思う人は、誰しもいると思います。でもちょっと考えてみてださい。同僚や先輩であったとしても、その人と絶対に仲良くならなければいけないわけではありません。もちろんしっかりとやるべきことは気持ちよく、なるべく事が進むよう努力はするべき。あとは適度な距離を保てばいいかなと思います。
私もマッチしない人はいます。でもあるとき、苦手な人のことを考えている時間が本当にもったいないことに気づいたんです。人間関係も、仕事内容も、楽しまないと絶対に損! せっかくその仕事を選んでいる意味がなくなってしまいます。
私は無理やりにでも忘れて、そのことを考える時間をなくすようにしていました。嫌なことを考えて過ごすよりも、自分がやりたいことに力を注いだ方がいいですよね

「したい」とういう願望ではなく、「やる」と言い切る

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――お話を聞いていると、自分が描く理想への追求心や行動力があり、すごくフレキシブルにお仕事されているように感じます。その原動力はどこにあるのでしょうか?

「今まで行動してきた結果が原動力になっていると思います。
小さいころから両親に、“〇〇になりたい”ではなくて、“〇〇になる”と言い切りなさいと言われて育ちました。そのためか、自然と願望を抱くよりも、その理想を実現させるためにはどうするか考えて成長してきたと思います。そして、“〇〇になる”を達成する方法は、自分が行動する以外にないと実感しています。
皆さんも、もしも今とは別の場所に理想とする環境があるのなら、“〇〇したい”ではなく“〇〇になる”“〇〇をする”と言い切って考えてみてください。きっと今すべきことが見えてくるはずです。
そして、行動しないことを選択するなら、それでいいと思います。それは“〇〇になる”ことよりも、今の環境のなかで守りたいものがあるということだから」

人と人のつながりを大切にしながら、好きなことに一直線な長屋さん。彼女の明るくポジティブな雰囲気は、まさに「一緒に仕事をしたい」と思わせる人。
今の働き方や環境に悩んでいる方は、自分を少し遠くから客観視してみると、何かヒントが見つかるかもしれません。

長屋なぎさ●Profile
アパレル本社でe-commerceやプレスを担当したのち、27歳でライフスタイルプランナーとして独立。2015年、ハワイセレクトショップディレクターとしてハワイに移住。現在は日本を拠点とし、企業のビジュアル監修やアパレル代理店業務、ライフスタイルアイテムの商品企画なども企業とコラボレーションして幅広く活動中。著書に『155㎝ STYLE』(宝島社)など。

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