仕事で使える雑談力を磨く!具体的な実践法を公開(後編)

職場でも家庭でも、自分の居場所を心地よくするためのキーポイントとなる言葉選び。“言葉”を仕事にするアナウンサーの八木早希さんに、大人の女性なら身につけておきたい言葉の選び方や、コミュニケーションのコツをナビゲートしていただく連載「言葉は女の武器になる!」。  


前回は仕事での雑談力の大切さや極意についてお話しました。今回は具体的な雑談力の磨き方についてお伝えします。仕事はじめの方が多いかと思いますが、早速実践してみてくださいね。

今大事なキーワードは押さえておく!

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趣味など雑談のネタは話す人によって多岐にわたりますが、今、社会が、世界が大事にしようとしている事、直近に控えている一大イベントは押さえておきましょう。

2020年を例にとると、ざっと以下の一大イベントが挙げられます。

「東京オリンピック」
「ドバイ万博では3Dプリンターでできたビルが建つらしい」
「大阪万博ではiPS細胞でできた動く心臓が展示されるらしい」

仕事において政治、経済、文化の話は少しでも理解でき、会話ができるという印象は「知性」や「信頼感」にも繋(つな)がる大切なポイントです。

押さえたいキーワードとしては

「国連の持続可能な開発目標SDGs」
「LGBTQ+」
「ビッグデータ」
「スマートシティ」
「ワールドマスターズゲーム」
「グリーンセクシー」など。

気になったワードはすぐに調べて、話題のトピックスとして押さえておきましょう。

雑談力を養うには

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それでは、雑談力を養うというのはどういうことなのか。それは、インスタグラムの写真や絵文字の表情を言葉でも伝えられるようにすることです。

インスタにアップする写真は、内容がヴィジュアルで伝わりますが、その写真が見えないラジオの向こうの人に説明するとしたらどうでしょうか? 写真の実況から物語りを語るスキルが養われるかもしれません。

絵文字の表情が伝える感情を言葉にしたらどうでしょう?

絵文字がないと、いきなり殺風景になる文字面に、あの絵文字分の感情を込めるなら、どんな言葉になるか?と思考を繰り返すのがポイントです。

日頃の努力の積み重ねが雑談力に繋がるはずです。

「雑談」を侮るべからず

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その人の真価は仕事だけでは図れず、仕事以外でどんな話ができるかで決まります。他人の雑談にちゃんと耳を傾けられ、一応の知識だけは持っておき、それらを自分の体験を合わせて知性に繋げる。そして、職場での信頼感や別のキャリアへの道を開くきっかけになるかもしれません。

今年の目標として、ぜひ雑談力を磨いてみませんか?

文/八木早希

〈TOP写真〉
撮影/中西真基
ヘア&メイク/吉田彩華(VAN COUNCIL EBISU)

八木早希/フリーアナウンサー
ナビゲーター
八木早希/フリーアナウンサー
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年毎日放送入社しアナウンサーに。2011年フリーへ転身し、日本テレビ「NEWS ZERO」キャスターを3年間務めた。大勢の政治家、著名人、ハリウッド俳優らへインタビューなど国内外の取材経験も多数。現在は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」の司会を務めるほか、コミュニケーション等に関する講演活動も行っている。
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