新年度が始まる前にチェック!名刺交換の流儀とは?

職場でも家庭でも、自分の居場所を心地よくするためのキーポイントとなる言葉選び。“言葉”を仕事にするアナウンサーの八木早希さんに、大人の女性なら身につけておきたい言葉の選び方や、コミュニケーションのコツをナビゲートしていただく連載「言葉は女の武器になる!」。    

新年度、新しい環境で、はじめましての方々と仕事をする機会が増えるかと思います。その度に行われる「名刺交換」を侮ってはいけません! 良い人脈の第一歩として大切にしたい、名刺交換での注意点をお伝えします。  

名刺交換をただの儀式にしない

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社会人として自己紹介する時、まず使われるツールが名刺。そこに書かれている「肩書き」だけで留まっていませんか?肩書きと名字だけ確認して名刺入れに仕舞う。これでは、その後の「人脈」に繋(つな)がりにくいです。名刺に書かれている情報で、一つ二つでも会話をしましょう。

「御社の50周年ロゴが素敵ですね。どなたのデザインですか?」

「事務所が移転されたのですね。新しいオフィスには慣れましたか?」

「今の役職には長く就かれているのですか?」

「珍しい名字ですね」

など。

後々、その名刺がただの紙になるか、大切な人脈の一つになるかは、「はじめまして」の会話で決まります。名刺交換を少しでも印象に残るものにしましょう。

名刺交換の後のメールは「感想」を添えて

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後々、ビジネスの話をする時、いざ何か依頼をする時、名刺交換以来、音沙汰無く、疎遠になっている相手には連絡を取りにくいものです。

名刺交換の後は、感謝の気持ちをメールで伝えましょう。

「昨日は、お忙しい中御足労頂き、ありがとうございました」

「頂いたご縁に感謝致しております」

「〇〇様のプロジェクトへの熱意が伝わり、微力ながら、お力になりたいと思いました」

「〇〇様の温かいお心遣いに胸を打たれました。 ご期待に応えられるよう精一杯努めます」

など。

初対面での会話、その後のメールを丁寧にすることで、良い人脈は広げられます。

名刺入れなどの小物、手先も大切に

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名刺交換の時に胸元や鞄から出る「名刺入れ」にその人の好みや個性が垣間見えます。

「春らしいきれいな色ですね」

「素敵なデザインですね」

「長年大事にされているのですね」

持ち物を褒められるのは、その人のセンスに好感を持たれることであり、前向きな人脈にも繋がります。素直に口にしましょう。

一方で、小物がボロボロで汚れていたり、指先やネイルが剥げていたりすると、逆の印象を与えますので、気を付けましょう。

この春、良いご縁に恵まれますように! 良い人脈に繋がる「名刺交換」大事にしてくださいね。

文/八木早希

〈TOP写真〉
撮影/中西真基
ヘア&メイク/吉田彩華(VAN COUNCIL EBISU)

八木早希/フリーアナウンサー
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八木早希/フリーアナウンサー
1978年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。2001年毎日放送入社しアナウンサーに。2011年フリーへ転身し、日本テレビ「NEWS ZERO」キャスターを3年間務めた。大勢の政治家、著名人、ハリウッド俳優らへインタビューなど国内外の取材経験も多数。現在は、NHK「ぐるっと関西おひるまえ」の司会を務めるほか、コミュニケーション等に関する講演活動も行っている。
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