TVドラマを観ていない人も酔える! 映画『昼顔』の見逃せないポイント3つ

GINGER読者のみなさま、こんにちは!映画ライターの古川ケイです。今回ご紹介する話題の新作映画は、2014年夏に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の期待の続編・映画『昼顔』です。社会現象にまでなった「昼顔」。映画版となる本作の見逃せないポイントとは?

今、最高にセクシーな男。斎藤工演じる北野先生の色気が見逃せない!

●ドラマ「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」あらすじ

マンションで夫とふたり、平凡に暮らす主婦・笹本紗和(上戸彩)は、ひょんなことから妻のいる高校教師の北野裕一郎(斎藤工)と知り合い、次第に惹かれ合う。

許されざる恋に夢中になるふたりだったが、関係を北野の妻・乃里子(伊藤歩)に知られてしまう。

弁護士を交えた話し合いの結果、別れざるを得なくなったふたり。紗和は夫と離婚、北野は高校を退職し、乃里子と町を離れる。法的手段によって引き離されたふたりの間に残ったのは、忘れがたい愛の記憶だけだった。

主人公・紗和を演じる上戸彩は、2年ぶりの『昼顔』の撮影で、斎藤工演じる北野を最初に見た瞬間、「目の前にいる北野先生を見ただけで、泣いてしまった」と言います。

それもそのはず。ドラマ版「昼顔」で大ブレイクした斎藤工にとって、北野裕一郎ほどピッタリとハマる役はありません!

ボサボサの髪の毛にメガネ、言葉数も少なく、趣味が昆虫の研究…という究極の文系男子・北野。ですが、紗和を見つめる熱い視線や、ゴツゴツとした男らしい手と腕、そして何よりその自身の魅力に無頓着な佇まいは、3年ぶりに見ても「やっぱり最高に色っぽい!」の一言。斎藤工演じる北野先生に、終始魅了されること間違いなしです!

紗和 VS 乃里子!勝つのはどっち!? 女同士の対決が見逃せない!

●映画『昼顔』あらすじ

あれから3年――。
夫も、仕事も、家族も失った紗和は、海辺の町で慎ましく暮らしていた。
彼女の過去を知る者は誰もいない町で、レストランを経営するオーナー杉崎(平山浩行)の元で働き始めた紗和だったが、ある日、北野が蛍に関する講演を行うと書かれたチラシを目にしてしまう。
再びめぐり逢い、逢瀬を重ねてしまうふたりの前に、北野の妻・乃里子が現れ……。

映画化に際し、「奪われる側の痛みをどれだけ紗和の心に刻み込めるか」を意識したという本作。
周囲の人間を傷つけながらも、それでもなお求めあうふたりの関係は、本物の愛なのでしょうか、それともただの不倫なのでしょうか?

「女同士の対峙」に今一度原点回帰させたという本作では、紗和と北野の妻・乃里子の激しい修羅場も繰り広げられます。
なかでも、撮影カメラマン以外のスタッフは不在の密室芝居だったという、ホテルの一室に紗和・北野・乃里子が一同に会するシーンでは、臨場感に手が汗でびっしょり濡れてしまうほど!
そのあまりの緊張感に、息つく間もありません。

希望と絶望が入り乱れるエンディング! 衝撃の展開が見逃せない!

不倫への風当たりが強くなってきた昨今、この映画も決して、紗和と北野の純愛を美化して描くものではありません。
元来「人を愛することは、奪うこと」という理念を持つ脚本家・井上由美子。彼女が描くエンディングはとても衝撃的なものでありながら、わずかな希望が残り、観るものの胸を震わせます。

劇中で、平山浩行演じる杉崎は「いつだって男は女に振り回されてばかりだ」と語ります。本作では、紗和と乃里子、絶対に相容れない女性ふたりの強さも描かれているのです。
最後に北野を手にするのは、紗和なのか、乃里子なのか。その衝撃の結末は、ぜひスクリーンで見届けてくださいね!

文/古川ケイ


『昼顔』公開情報


『昼顔』
6月10日(土)より全国東宝系にて公開
監督:西谷弘
脚本:井上由美子
出演:上戸彩 斎藤工 伊藤歩 平山浩行
配給:東宝
上映時間:125分
公式サイト: http://hirugao.jp/
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

古川ケイ/映画ライター
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古川ケイ/映画ライター
新作オススメ映画情報サイト「木曜日のシネマ(http://thursday.jp)」運営。新卒で映画配給会社に入社し、映画情報誌の編集・ライター業務に従事したのち、洋・邦作品の宣伝を手がける。2016年より、映画ライターとしてオススメの作品をご紹介しています!
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