感情のバランスを整えて、幸せ美人になる3つの方法♡

怒りや妬み…ネガティブな感情に振り回されてしまっている女性の皆さん。自分を責めないでください。その感情は生きていたら誰しも持ってしまうもの。無理にポジティブシンキングなんてしなくていいんです。日常でできる、少し気持ちが楽になる方法をご紹介します。

涙を流して自然な感情の波に身を委ねる

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“本当の自分” に立ち返る方法の中で、まずはHEART(心)を整えるものからご紹介します。
先日精神科医の友人と話していた時、「気持ちを上げる薬、落ち着かせる薬はあるけど、涙を流させる薬はないんだよね」という興味深い話を聞き、なるほど〜と思いました。感情の波は薬である程度コントロールできるけれども、涙が出るほどの感情のうねり(大きな波)は自分自身でしか生み出せないということ。涙が出る時は、ポジティブな「喜」とネガティブな「哀」の2種類がありますが、私たち(特に日本人)はどちらの場合でも“人前で泣いてはいけない” と涙をこらえることが美徳のような教育を受けがちで、大人になるにつれ「涙を押し殺す」=「感情を押し殺す」ことを自然と身に付けてしまっています。つまり涙をこらえればこらえるほど、感情の波が立ちにくくなってしまい、“無感動” “無気力” “無関心”というメンタル不調に陥ります。これでは本当の自分がなにを望んでいるか、なんてわかるはずもないですよね。
そんな自分に気付いたら、まずは思いっきり泣いてください。感情の波を揺さぶるのにもっとも効果的なのは「視覚」なので、私のおすすめは“泣ける映画を観ること”。ポジティブな「喜」とネガティブな「哀」のどちらでもいいです。「あ、これ観たい」と直感で選ぶものが大体正解。大事なのはそこで思いっきり涙を流して、その時に湧き出てくる自然な感情にただ身を委ねるということです。どのポイントで自分が泣くのか。感情の沸点、感情の琴線に触れる瞬間がなにかということに客観的に気付けるようになってくると、自分が大切にしている価値観にも気付くことができます。涙を流すというのは心の浄化だけではなく、頭や心の整理にもつながるのです。


ただただ「今」やりたいことだけをする

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“本当の自分” に立ち返る方法のふたつ目は、MIND(頭)を整えるもの。
忙しい現代人。頭でなにかを考えない瞬間がないくらい、常になにかしらの思考に頭が支配されています。それも無意識のうちに。「あれやらなきゃ」「これやらなきゃ」と他愛のない思考に振り回され、should/have toという義務感で気付かぬうちに自分で自分を精神的に追い込んでしまっていることって、実はとても多いんです。
やる気が出ないとき。それは“やりたくない”と思っているタスクばかりに追われて、自分の心の声を無視し続けたことによる、自分の内なる声のSOS。日本人はとかく体育会系気質なので、「やる気がないのは自分が弱いせい」なんて感じて、無理してさらに不毛な頑張りを続ける方が多いですが(私もそうなりがちですが)、これを今すぐやめましょう。非効率ですし、さらにやる気を失って、自分まで見失っていきます。

そんな時には、やらなければいけないと思い込んでいるものを全部脇に置いて、「今この瞬間にやりたい」と純粋に思えるものだけ、とことんやりましょう。本を読む、カフェでお茶を飲む、気分転換にお散歩する、なんでもいいです。やりたいことがわからない方は、「あぁ幸せだなぁ」と感じる瞬間はなにか思い浮かべてください。お風呂にはいる瞬間、好きな香りをかいだ時、美味しいごはんを食べている時、お買い物をして洋服をながめている時、あたかかい布団に包まれて眠る瞬間・・・。できれば自分ひとりでできるものを選んで、それをその日のうちにやりましょう。頭の声は無視です。自分で自分を徹底的に甘やかして、やりたいことばかりやっていると、そのうち脇に置いておいたタスクを自然とやりたくなってきます。やる気がある時に物事を処理したほうが効率的ですし、達成感も高く、ポジティブな連鎖が生まれていきます。
社会で働いていると周りの目が気になり、やりたいことばかりやるなんて無理だという声も聞こえてきそうですが、その場合は1日のうちになにかを選択するときに「幸せだと感じる」ものをより多く選択するよう意識していきましょう。まずはそこからでも十分効果があります。思い出したらChoose Happiness』。小さな幸せの選択の積み重ねが、人生の幸福度をさらに深めていきます。実験気分でぜひお試しを。

深い呼吸とともに背骨を動かすストレッチ

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“本当の自分” に立ち返る方法の3つ目は、BODY(体)から整えていくもの。
MIND, BODY, HEARTはどれから整えていってもよいのですが、意外と体から整えていくやり方のほうが“すっきり感”を実感しやすい方が多いように思います。人は1日6万回も思考しているといわれ、無意識のうちにいつも他愛のないことを「考えて」しまい、気付かぬうちにその思考にしばられてしまっていますが、体を動かし「考えない」時間を作ることで、気持ちにも余白が生まれ、本来の自分に戻りやすくなるからです。また、慣れないうちは、心や頭(思考)をコントロールすることは難しかったりするので、やり方さえ覚えてしまえば簡単に動かせる体から整えていくというのはとても理にかなっています。
なぜ背骨を動かすのかというと、“背骨の歪みが自律神経の乱れにつながる” から。パソコンやスマホを使うと猫背になりがちで、加えて寒くなってくると無意識のうちに体を縮めるのでさらに背中が丸まり、これが背骨の歪みや背中の固さにつながります。
意識して、背骨を弓なりに「反らし」たり「丸め」たり。この動作を繰り返すことで24本の背骨一本一本の間に隙間をつくり、そのまわりにある背中の筋肉も自然とゆるんでいきます。特に「背骨を反らす」という動作は日常生活の中でなかなかないので、より意識して反らす動きをしていきましょう。ポイントは、背骨を反らすときに、両肩をぐっと外に開いて胸も天井方向にむけること。猫背改善にも効果的ですし、胸を開くという行為それ自体が、脳にポジティブな刺激を与え、前向きな気持ちになれるという効果もあります。
また、動きと呼吸を組み合わせると、筋肉の収縮と弛緩がさらに促進されるのでストレッチ効果がアップします。背骨を反らす時にゆっくり深く「吸う」、背骨を丸める時にゆっくり深く「吐く」。これを繰り返していきましょう。


〜今日のおすすめストレッチ〜

★座った状態で行う、背骨・肩甲骨ストレッチ+胸開き

場所を選ばず、座ったままできるのでおすすめです。気がついた時にぜひ試してみてくださいね。

文/中川瑞穂


中川瑞穂/ヨガインストラクター
ナビゲーター
中川瑞穂/ヨガインストラクター
Being Yoga Japan代表/ヨガインストラクター。東京大学卒、外資系投資銀行で10年弱働いたのち、トップキャリアを捨ててヨガで起業。 “MIND×BODY×HEARTバランスを健やかに保つことが幸せにつながる” という理念のもと、働く女性にむけてココロとカラダの整え方を伝えている。
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