【基本のだし】コーヒードリッパーでだしを簡単メイキング! 和スープレシピ

「だしをとる」と聞いたら、「難しそう」「面倒くさい」と思われるでしょうか。今回提案するのは、コーヒードリッパーでとるかつおだし。コーヒー感覚、麦茶感覚で、うまみたっぷりのおいしいだしが簡単にとれます。
忙しく働く女子のバイブル『今夜も終電ごはん』(文 梅津有希子/料理 高谷亜由)より、本格的だけど簡単な和スープレシピをご紹介します。

基本のかつおだし

ドリッパーで手軽にとる、風味豊かなかつおだし。おいしいだしをとるコツは、かつおぶしの分量をケチらないこと。
普段使っているドリッパーはコーヒーの香りが染みついているため、まずはだし専用のドリッパーのご用意を。安いもので十分です。

●材料(1カップ分)
かつおぶし 5g(軽くひとつかみ程度)
熱湯 1カップ

●作り方
1 コーヒードリッパーにフィルターをセットし、かつおぶしを入れる。

2 熱湯を一気に注ぐ。だしが落ち切った後も、フィルターとかつおぶしに水分がたっぷり残っているので、えぐみが気にならなければしぼってもOK。

●ポイント
おひたしや冷ややっこ用小分けパックのかつおぶしを使うとより手軽。

鍋でまとめてとる場合
●材料(1ℓ分)
かつおぶし 30g
水 1ℓ

●作り方
1 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めてかつおぶしを入れる。ザルにキッチンペーパーをのせる。

2 1分経ったら、キッチンペーパーをのせたザルで濾す。


切り干し大根と梅干しのスープ

具をお椀に入れて熱々のだしを注ぐだけ。二日酔いの朝にもやさしい味わい。

●材料(1人分)
だし 1カップ
切り干し大根(長いものは食べやすく切る) 8g
梅干し 1個
おろししょうが 少々

●作り方
1 器に切り干し大根、梅干し、おろししょうがを入れる。

2 熱々のだしを1に注ぎ入れ、梅干しをつぶしながら食べる。

●ポイント
・切り干し大根や梅干しからうまみと塩分が出るので、味つけいらず。
・おろししょうがはチューブタイプを使うとさらに簡単。


だしポトフ

鶏肉と野菜から出るだしが加わって、より深みのある味わいに。柚子こしょうでどうぞ。

●材料(2人分・作りやすい分量)
鶏もも肉(大きめの一口大に切る) 大1枚(300g)
にんじん 1/3本
たまねぎ 1個
かぶ 中1個
ごぼう 10cm
だし 3カップ
塩、柚子こしょう 各適量

●作り方
1 にんじんは1cm厚さの輪切りに、たまねぎは縦4等分に切る。かぶは葉を切り落として皮ごと縦6等分に、ごぼうは長さ半分に切ってから縦半分に切る。

2 鍋にだし、鶏肉、にんじん、たまねぎ、ごぼうを入れて火にかけ、煮立ったらアクをすくって弱火にし、ふたをずらしてのせて10分煮る。かぶを加えてさらに10分ほど煮込み、かぶがやわらかくなったら塩で味をととのえる。

3 器に盛り、柚子こしょうを添える。

●ポイント
・鶏もも肉を、鶏手羽元に変更すると、骨からさらにいいだしが出る。

梅津有希子
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梅津有希子
編集者・ライター。1976年、北海道出身。雑誌編集 者を経て2005年に独立。現在、webや雑誌、書籍を中心に、食、暮らし、ペット、発信力、高校野球応援など、自身の経験からおもしろいと感じたことを追求して、さまざまなテーマで執筆や講演を精力的に展開している。著書に『だし生活、はじめました。』(祥伝社)、『吾輩は看板猫である』(文藝春秋)、『ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方』(幻冬舎)、『高校野球を100倍楽しむ ブラバン甲子園大研究』(文藝春秋)などがある。
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