「出せるひと」がモテる理由とは?スタイリスト青木貴子がナビ

新年がやって来ました。年が明けるとどんな一年にしようかと、気持ちを新たに何かを決意したり抱負を掲げたりしますよね? しかも今年は春には元号も変わり、大きな大きな節目となる一年。あなたはどんな目標や思いを抱きましたか? 私は今年は“出せるひと”になりたいなと思っています。  

そもそも「出す」とは?

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「出す」とは、内から外に出す。ある場所から他のところへ進み行くようにする。他から姿や形が見えるようにする。蓄えてある力などを外に示す。新たに存在発生させる、などなど。さまざまな意味を持ち、いろいろなシチュエーションで使われる言葉です。

「出す」の反対語はおそらく「入れる」なんでしょうけれど、「出さない」という言葉は「隠す」とか「秘める」といった意味合いになると思います。「隠す」は「遮る」「妨げる」と類語で、なんとなぁーく見通しが悪い印象がします。なんでも出せて、ぱっかぁーんと明らかになっている方が滞りがなくて気持ちが良いもの。だから私は今年、“出せるひと” になりたいなぁと思ったのです。

おでこを出して開運!

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「出す」で今年挑戦してみたいことがいくつもあります。まずひとつめ、身体的・外見的なことでは“おでこを出す”ことと、“脚を出す”ことをやってみたい。人相学や開運術からするとおでこを出すのは本当に効果が高く、おでこを出すと良い運や良い情報が回ってくるのだとか。あと明るく自信のある、溌剌として知的な感じ(いい印象ばっかり!)を相手に与えることができるそう。私は生まれてこのかたおでこを出していたのは20代の数年だけ。多分眉毛に自信がなくって顔を出すことを躊躇していたのです。それって隠そうとする概念だよなぁと思ったら、俄然変えたくなって来ました。「自信がないです」と言ってるようなものですから。ということで今年は丸出しまでできるかどうかは分かりませんが、重い前髪から脱却します!

また、脚は出していないと美しくあろうとする意識が回らずにたるんで行ってしまうという怖い言葉を聞いたので、出さなきゃと。仕事柄、どうしてもパンツスタイルが多くなりがちなのですが、今年は脚を出すためにスカートもちゃんと穿こう! これってお洒落の幅も広がるし、一石二鳥。

「出し惜しみしない」美学と「出しそびれのない」機転

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思った気持ちを「言葉に出す」、自分の個性や得意なところを「遺憾無く出す」、夢中になれる「アイデアを出す」、宿題や課題は「素早く確実に出す」など。

「出す」ことについて考えてみようと思ったら、気持ちよくなれることのなんと多いこと! 「出す」って実はとっても大切なことなんだなと、改めて実感しました。今年の抱負として“出せるひと”になろう!というのは相当いいかもしれません(笑)。

そして「出す」ときに気をつけたいのが「出し惜しみ」と「出しそびれ」。そのふたつはせっかくの「出す」の魅力を半減しちゃう気がするから。例えば目的を達成しようとしているときに、持っている時間や労力の出し惜しみをすると成果の達成度合いが下がると思う。また、ここぞという時に力を出しそびれてしまうとせっかくの好機を逃してしまうことに。

何でも思いっきり「出しきる」ことが爽快さや良い結果に繋(つな)がります!

そんな気持ちいい美学と機転を胸に、今年はいろいろなことを内からしっかり“出せるひと”になりたいなぁと思います。

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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