27歳女性のセキララ実例【貯金30万円→1,000万円への道】

皆さんこんにちは、新米エディターのNです。ザ・浪費家タイプでしかもズボラなわたしも「富女子」の仲間入りをすべく、最近勝手にスタートした不定期連載「貯金30万円→1,000万円への道」。 
今回は、ある出来事をきっかけにお金との向き合い方が変わったという、同世代の女性を取材させていただきました!

資産を大切にしたいから

――今日はGINGER読者の井上さんにお越しいただきました。よろしくお願いします!

よろしくお願いします。

――さっそくですが、井上さんは1,500万円の貯蓄があるとか。

はい。実は数年前に身近な人が亡くなって、家1軒と1,000万円を相続したんです。もともと持っていた貯金150万円と、その後に貯めた分を合わせて、今の貯蓄はだいたい1,500万円くらいです。相続のことがあってから、資産が増えただけではなく、いろいろな面で価値観に変化がありました

――そうだったんですね。変化というと?

自分で稼いだわけではないお金なので、大切にしたいと思い、マネー雑誌などを読んで運用について勉強するようになりました。
それに、身近な人が亡くなったことで、生き方についての価値感も変わって。思い出はモノとして残すよりも、自分のなかに経験として残るコトを大事にしたいと思ったり・・・それに伴って、お金との付き合い方も変わりましたね。

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――確かに、まとまったお金を手にすると使い方も変わりそうです。実際にどんな変化がありましたか?

実は、今年に入って転職をしたんです。心にゆとりが欲しいと思ったのがきっかけです。前の仕事は好きだしやりがいもあったのですが、時間が不規則だったり、休みが取りづらかったりして、だんだんと疲弊している自分がいて。この仕事が嫌いになってしまう前に、一度休もうと思いました。以前は正社員だったのですが、今は派遣で、年収は3分の2くらいに減りました。

――正社員から派遣社員へ・・・勇気がいったのでは?

そうですね。ただ資格を持っているので、いつでも前と同じような仕事には戻れるという自負もあり、強気になれました(笑)。もちろん、まとまったお金を手にした安心感も大きかったと思います。実際転職してみて、毎日の生活スケジュールが安定し、休日も増えたので、心にゆとりができました。そのぶん30歳になる前にいろいろなことを経験しようと思って、最近は頻繁に海外旅行をしたりしているんですよ。

――まさにモノよりコト消費、ですね!

そうなんです。今年はあと3回くらい、ひとりで海外へ行く予定です。

――そんなに頻繁に! でも、素敵なお金の使い方だと思います。

とはいえ、この生活は来年いっぱいくらいかなと。ちょうど派遣の契約期間が切れるころまでに、行ってみたい場所、やってみたいことをひと通り経験したら、また転職してしっかり働くつもりです。

――今はお休み期間ということですね。

お金への意識が高まり、節約上手に

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――それでは、毎月の収支はどれくらいなのでしょう。

収入は、手取りが24万円くらいです。支出は、

光熱費 5,000円
通信費 4,000円
食費 20,000円
医療保険 2500円
美容・ファッション 15,000~20,000円
習い事 18,000円
交際費 30,000円

これくらいでしょうか。15万円ほど余るので、そこから投資に回したり、貯金したりしています。

――普段のお金の使い方は、かなり堅実なんですね。

そうですね。通信費は最近格安SIMに乗り換えて、月に8,000円くらい安くなりました。それから食費については、自炊が得意なのでそんなにかかりません

――もともと、堅実なタイプだったんですか?

そうですね・・・以前は定期預金で月30,000円を貯めていましたボーナスも手を付けずにそのまま貯めておいて、貯金額が増えていくのを見るのが好きでしたね。ただ、一方でけっこう散財もしていました。コンビニでのちょこちょこ買いも多かったし、仕事でストレスが貯まると、通勤途中にある駅ビルで試着もせずに服を買ったり(笑)。

――そういったムダ遣いは、今は減っているということですね。お金への意識が高まったのは、やはり資産が増えたことが大きかったのでしょうか。

そうですね。それももちろんありますが、時間にゆとりが生まれたことも大きかった気がします。忙しいとどうしても、ついお金の使い方も雑になってしまうと思うんです。スマホ代を見直したのは、マネー雑誌の特集を読んだのがきっかけなのですが、そういうことって時間がないとなかなか手が回りませんよね。

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――確かにそうかもしれません・・・ムダ遣いを減らすために、ほかに工夫されていることはありますか?

マネーツリーというアプリを使っています。自分で家計簿まではつけないのですが、クレジットカードの履歴を自動で費目別に振り分けてくれるので、おおざっぱな家計簿代わりになります。
現金については、普段は最低限しか持ち歩かず、必要なときに必要な分だけ下ろします。そうすることで、銀行からの出金も家計簿代わりに。メインバンクとして使っている銀行では、1,000万円以上の貯金があると優遇サービスが受けられて、ATMの手数料がいつでも無料なんです。コンビニATMでも無料。こまめに下ろす作戦が使えるのは、そのおかげですね。

――家計簿が続かない人でも、アプリをそういうふうに使えば、ある程度支出を把握できそうですね。投資もされているということですが、どのように運用していますか?

実は投資を始めたのは、昨年末くらいから。60万円ほどを投資信託に入れているのと、それとは別につみたてNISAで月2万円を投資信託に積み立てています。それと、老後の資金として毎月2万円を、ドル建ての貯蓄型保険に積み立てています。

――半年ほどで、かなりいろいろスタートされたのですね。雑誌を読むをおっしゃっていましたが、誰かに相談したりはされているのでしょうか?

はい。実は貯金の一部を金利のいいネット銀行に預けているのですが、そのネット銀行は実店舗も持っている銀行で、窓口に行くといろいろと相談に乗ってくれるんです。話を聞いてみて、さらに自分で検討したりして、少しずつ幅を広げています。

――銀行の窓口で相談できるんですね。これからもっと投資を増やす予定ですか?

そうですね、株式投資をやってみたいと思っています。自分が持っているものを、時機を見極めて手放して・・・というのをやってみたいんです。投資はわたしにとってはゲームのような感覚。楽しみながら、運用していきたいです。

――お金が手に入ることによって、お金との向き合い方が広がった感じですね。生活もずいぶん変わって、充実しているのがよくわかりました。

はい。身近な人が亡くなるというのはつらい経験でしたが、その先には楽しいこともあるんだなと思いました。数年前には、こんな人生になるとは想像していなかったです(笑)。これからもマネーライフを充実させていきたいと思います。

――貴重なお話を、ありがとうございました!

<取材後期>
もしまとまったお金が手に入ったら、わたしだったら気が大きくなって、ムダ遣いが増えそうだけれど・・・逆に意識が高まって、日々の節約にも目が向くようになったという井上さん。アプリの活用など、お手本にしたいところがたくさんありました。

ここまで4回連続で、貯金1,000万円以上の読者の皆さんを取材させていただきましたが、全員に共通していたのはやはり、日頃のムダ遣いが少ないこと。お財布事情は人それぞれですが、お金を大切にしている人のところへ、お金は入ってくるということなのかな~。さらに研究を続けていきたいと思います。!(つづく)

GINGERweb取材班
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