【今さら聞けないマネー用語】控除って何?給与明細のチェックポイントも解説

株式やNISA…なんとなくわかっているつもりでも、ちゃんと説明できないものが多いマネー用語。そんなアラサー世代が知っておきたいマネー用語について、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子先生に、わかりやすく解説していただきます。

 今回のテーマは「控除」について。その正体と給与明細でチェックすべきポイントについて教えていただきました。 

毎月の給与明細をしっかりチェック!

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給与明細を見ていると、「控除」の欄にはさまざまな項目がありますよね。
これらはいったい何なのか、その正体と毎月の給与明細でチェックするポイントについて解説したいと思います。

給与明細は基本「勤怠」「支給」「控除」の3つで構成されています。
「勤怠」とは、「勤務日数」や「欠勤日数」「残業時間」「有給消化日数」などを示す欄です。
残業時間などに間違いがないかを確認しましょう

次に「支給」とは、会社から支給される報酬です。「基本給」に加えて、「役職手当」や「家族手当」「住宅手当」「通勤手当」「時間外手当」などがあります。
夏期や冬期に“給与の2.5ヵ月分”などのボーナスがある場合は、原則として「基本給」をベースに計算されます。そのため、基本給に加えて手当が上乗せされている人はボーナスが少なく感じるかもしれません。

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また、「額面は結構あるのに、どうして税金がこんなに引かれているんだろう?」と思っている方も多いかもしれません。その正体が「控除」です。

基本給と手当などの報酬から控除されているものは「税金」と「社会保険料」の2種類です。
特に社会保険料(厚生年金保険料、健康保険料)は高額になるので内容を知っておきましょう。

厚生年金保険料は、納めることにより将来年金として戻ってきます。厚生年金保険料とともに引かれている金額が多いのが健康保険料です。
厚生年金保険料は将来年金としてもらえる積立てですが、健康保険料は掛け捨てです。せっかく高い保険料を払っているのに、病院に行かないのはもったいないこと。具合が悪いと思ったら、無理せずに病院に行くというのもいいと思います。

社会保険料とともに引かれているのが所得税住民税です。
所得税は毎月の給与から源泉徴収されていますが、1年間の給与総額が確定する年末に年末調整をして正しい税額を計算し、徴収された税額との過不足を清算します。住民税は昨年の分が本年の6月から給与天引きされます。
入社1年目は住民税の徴収はなく、2年目の6月以降は住民税が引かれるので銀行振込額が入社1年目より少なくなるケースもあります。

毎月給与明細をしっかりと見ることによって、税金や社会保障の仕組みやお金に対する興味もわくようになるかもしれませんね。


花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
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花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビや、Web、雑誌など多方面で活躍中。近著に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP刊)公式ブログはhttp://yokohanawa.com/blog/
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